2007年10月 京成・北総線・ユーカリが丘線~柴又と矢切の渡し
この日は、京成線や山万ユーカリが丘線に乗車。柴又を散策し、矢切の渡しの渡船にも乗りました。
平成19年(2007年)10月20日(土)
◎神武寺 847→857 金沢文庫 品川行普通 (旧)1000系6両編成先頭=1312
◎金沢文庫 901→1013 青砥 青砥行 快特
泉岳寺からの都営地下鉄浅草線内は各駅停車だが、京成線に入っても普通列車扱いで各駅に停車する。京成の出発信号機の下には列車種別表示があるが、京急と異なり番号で表示し、その下に番号と種別の対照表がある。発車の際に車掌からのブザー合図があるが、京成は2度押し。
上野からの本線に合流して終着の青砥に到着。ここは2層構造。上部には津田沼方面の1面2線、下部に上野・押上方面のホームがある。
◎青砥 1017→1019 金町 成田空港行特急 8両編成先頭=3431
高砂まで1駅だけ乗車。高砂駅での乗換案内は、柴又方面金町行と案内し、帝釈天へは柴又下車の旨を案内しており、途中駅にしては特別待遇だ。
◎高砂 1030→1035 京成金町 金町行 普通 4両編成先頭=3517
同じホームでの乗換。この時間の金町線は20分間隔の運転。しばらく待って、金町方面から来た4両編成に乗車。1駅目の柴又から単線。観光地であり駅でも特に案内している柴又だが、思ったよりは下車客が少ない印象だった。片面ホームの金町に到着。
◎金町 1040→1042 柴又 高砂行 普通 同編成先頭=3520
同じ列車で折り返し、柴又で下車。
柴又駅前にはフーテンの寅の銅像があり、撮影する人が絶えない。観光案内所もある。柴又帝釈天への参道に入って間もなく、とらやがある。
映画「男はつらいよ」の第1~4回が撮影された店。老朽化のため平成元年に改築したが、階段など一部は残っているらしい。店内には入らず、店頭で団子を1本買って食べた。参道を更に進んで突き当たりに帝釈天があり、参拝する。境内には、獅子舞の人形が動くおみくじの自販機があった。
帝釈天の横の道を進むと江戸川の土手に至る。河川敷には野球の練習場などの広場があり、その先には矢切の渡しの船着場がある。
乗場には土産の手作りわらじを製造販売する露店が1つだけ。船着場は木の板をつないだようなもので頼りない印象。あまり目立たない案内表示によると、11月頃までの運航で、ほぼ毎日16時頃まで。天候によって休航あり、多客時などはモーター使用。運賃は片道100円。
しばらくすると、木製の小さな舟が対岸の船着場を離れてゆっくりと川を渡って来た。
下船してきた乗客と入れ替わりに乗船。乗船時に船頭に運賃を払う。定員31人との記載があるが、ゆったり座ると10人くらいまでが手頃かと思う。観光客らしいおばさんグループと一緒で、乗客は7人くらい。
モーターの動力装置も備えているが、船頭が櫓を動かして進む。1122頃出発して、対岸までの所要時間は6分程度だった。
対岸の方が案内板がしっかりしている。こちらにはラムネなどを販売する露店があった。河川敷はミニゴルフのコースに、なっている。
北総鉄道の矢切駅へは野菊の小径という散歩コースがあり、案内板もあるので通ってみた。季節によっては花が咲くのかも知れないが、実態は畑の中の畦道だった。舗装されておらず、前日の雨によるぬかるみもあり、靴が泥だらけになった。ここを抜けた後、橋を渡って、坂を上り下りして、お祭りをしていた矢切神社を通って矢切駅までは20分以上かかった。
この時間の列車は20分毎で軒並み羽田空港行。前の列車が出た直後で、15分くらい待つことになった。
◎矢切 1215→1219 京成高砂 羽田空港行 8両編成3両目=7266
矢切駅は2面4線の地下ホームで、運転本数から考えると勿体ない造りだが、将来成田空港まで開通した時には特急の退避に使うのだろう。上り列車は、発車して間もなく高架に出て、江戸川を渡る。
◎京成高砂 1229→1249 京成津田沼 京成佐倉行 快速 京急600系8両編成先頭=607-8
この辺りは地平区間が多い。途中から着席。
◎京成津田沼 1259→1328 ちはら台 ちはら台行 6両編成先頭=3018-1
千葉線に入ると左手にJRの幕張電車区が広がる。この辺りは直線が続き、それなりに速度を上げる。思ったよりもJRと接近している区間が多い。千葉から高架線になり、周囲にもビルが広がる。
新規開業した千原線に入ると線路の規格が上がった印象。高架や切り通しが多く、踏切が見当たらない。速度も上がるが、高密度運転は想定されていないようで、信号の間隔は長く、千葉線と同様に3灯式である。いつしか単線区間に入っていた。ただし、路盤は複線仕様である。千葉寺と、おゆみ野駅は、対面式ホームが準備されているが片側にしか線路が敷かれていない。先頭車両の乗客もまばらになってくるが、住宅の開発が進んでいて、駅周辺にはマンションも並ぶ。
終点のちはら台に到着。ここで京成電鉄完乗。ちはら台の駅舎は壮大な造り。駅前広場の向かいには都市再生機構の事務所がある。ここはまだ空き地もあり、マンション建設予定地の看板が立つ。
近くに店もなさそうなので、すぐ折り返すことにする。
◎ちはら台 1337→1355 京成千葉 京成津田沼行 普通 同編成先頭=3018-8
学園前では下り列車待ち合わせのため4分停車。千葉中央から複線区間に戻った。
千葉で下車して、マクドナルドで昼食。
◎千葉 1425→1439 船橋 東京行1456F E217系15両編成最後11号車=クハE217-31
JRの快速利用で時間を節約、と思ったが、船橋ですぐの各停を逃し、5分待った。
◎船橋 1445→1448 西船橋 三鷹行 E231系10両編成 8号車=モハE231-24
東葉高速鉄道もこの時間15分毎で、また10分以上待った。
◎西船橋 1503→1525 東葉勝田台 東葉勝田台行 先頭1号車=2111
オレンジ色の帯の東葉高速鉄道編成。西船橋を出て一旦高架を上ったと思う間もなくトンネルに入り、東海神駅はトンネルの中。その後は高架と地下が続き、踏切は無い。高架線からは開発された住宅が広がる。終点の東葉勝田台は地下駅。
◎勝田台 1532→1536 ユーカリが丘 うすい行 6両編成先頭=3011-1
◎ユーカリが丘 1556→1609 ユーカリが丘 こあら3号3両編成 先頭=1103
新交通システムの走りで、ユーカリが丘を開発した不動産事業者により昭和57年に開業した。開業の頃に流行したコアラの絵柄が随所にある。ユーカリが丘駅のショッピングエリアにはコアラの銅像まであった。
走行時は結構揺れる。
各駅とも団地に接している中を一周して来て、公園駅で元の路線に合流。ユーカリが丘に戻った。
当初の予定では、この後、芝山鉄道まで行くはずだったが、時間が遅くなったので、ここから引き返すことにする。
◎ユーカリが丘 1626→1643 京成津田沼 京成上野行普通 6両編成先頭=3004-8
ここでも列車を1本見送り、しばらく待つ。上り列車は夕日を正面に見て走行。
◎京成津田沼 1645→1722 京成上野 京成上野行 特急 8両編成先頭=3678
途中で着席できたので少し寝ている間に日暮里まで来た。ここでかなり空く。博物館動物園駅跡を通過すると間もなく京成上野到着。
◎上野 1734→1742 東京 山手線 E231系11両編成3両目3号車=モハE231-635
日が短くなり、この時間でも既に外は暗い。
◎東京 1815→ 久里浜行 E217系15両編成4号車=サロE216-17
逗子駅からバスで帰宅。
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