2000年08月 五日市線 他 ~ JR完乗まで残り1線

6月に仙石線のあおば通・仙台間に乗車して、JR未乗区間は長野新幹線と五日市線を残すのみとなりました。この日は、五日市線に乗車すると共に、JR東日本が実施していた「トレイング2000」のため、乗車済の相模線、青梅線、武蔵野線、埼京線にも立ち寄りました。 


平成12年(2000年)8月26日武蔵五日市他日帰り


◎東逗子 608→627 大船 千葉行588S  E217系11→15両編成先頭11号車=クハE217-42

 東逗子駅前の朝はきれいに掃除して、打ち水までしてあり、塵一つ落ちていない。自動券売機でホリデーパスを購入して乗車。車内に置いてあった新聞を読みながら大船まで行く。


◎大船 630→644 茅ヶ崎  静岡行325M  113系8両編成最後8号車=クハ111-706

 時刻表でグリーン車なしの表示だったので、2つドアの165系を期待していたが、3つドアの113系で、混んでいた。辻堂付近で上り「あさかぜ」とすれちがった。


◎茅ヶ崎 708→818 八王子 八王子行757F  205系4両編成先頭4号車=クハ204-512

 駅ホームで写真を撮ってから乗車。相模線の電車のドアは押しボタン式で開閉できる。思ったより乗客数は多い。先頭車両で座席の8割以上は埋まっている。後方の車両では立客もいるようだ。

 茅ヶ崎近くの住宅地を抜けた後、相鉄や小田急と交差する駅近くではビルも見えるが、その他は田が目立つ。青々とした田に案内子が幾つも建っていた。

 相模原市内に入ると田畑は消え、市街地が広がってきた。橋本に近付くと車内は立客多数の混雑になった。橋本で多く下車したがそれでもほぼ満席。

 橋本から横浜線に乗り入れ。トンネルを抜け、最近開業した八王子みなみ野駅の周辺は宅地開発が始まったところで、草原と工事車両が目立つ。


◎八王子 823→842 拝島  川越行861E  103系4両編成  先頭4号車=クハ103-3005



 最近見かけることの少なくなった103系である。103系の中でも3000番代は、72系の車体更新車両の流れをくんでいる。ドアには大きな取っ手が付いていて、冬季は手動の取り扱いが可能。車内は簡易型冷房装置が付いている。八高線南部が電化してから初めての乗車。

八王子の発車は同じホーム反対側の特急かいじ102号と同時。短時間ながら並走する。拝島で乗り換え。


◎拝島 854→914 武蔵五日市  武蔵五日市行821(電車) 103系4両編成 先頭=クハ103-766

 駅ホームでは東京サマーランドの割引入場券を発売していて放送でも頻繁に宣伝している。

 拝島まで10両編成で入り、ここで後ろ6両を切り離す。車内は程々に乗客がある。拝島の住宅地を抜けると多摩川を渡る。河川敷を過ぎるとまた住宅地。軒先に迫るような区間もある。単線の線路をゆっくりとした速度で通る。保安装置は従来型のATSで、交換駅に近付くと警報ベルに引き続き確認チャイムの音が客室まで聞こえる。

 武蔵引田辺りから僅かに畑が見えるようになる。

 武蔵五日市付近だけ山沿いを走る。進行方向右側が山(というか崖)、左は住宅地を見下ろす。終点部分は高架になっている。

 武蔵五日市到着。五日市線を乗り切り、JRの未乗車区間は長野新幹線だけになった。

 高架線および武蔵五日市駅は最近改築したばかり。立派な駅舎で、両面ホームと線路まで全体をドームで覆っている。しかし、鳩が住み着いている。ホームからはセンサー式のエスカレーターで下り、改札の内側に売店、外側にコンビニのような店がある。駅の周りは空き地も残る。ちょうど空き地で盆踊り大会の準備をしていた。 駅の周囲を散歩。



◎武蔵五日市 944→1009 拝島  立川行912(電車)103系4両編成2両目=モハ103-158

 武蔵増子付近から、かつてスイッチバックで路線が延びていたと思うが、跡地は見当たらず。車内はやや混雑している。


◎拝島 1025→1115 奥多摩  ホリデー快速おくたま7号 奥多摩行快速997H  201系6両編成 最後5号車=クハ201-88

 途中停車駅は青梅と御嶽のみ。行楽日和のため混雑している。キャンプでも行くのか、大荷物の人達もいる。

 快速列車だが走行速度は緩め。特に通過駅ではかなり減速する。青梅で着席。途中1048二俣尾で交換列車待ち合わせで3分程運転停車。山間部に入っていく。五日市線と比べてかなり山深い風景だ。御嶽での下車が多く、僅かに空席が残った。1105古里で上り列車すれちがい、1分運転停車。

 やや長いトンネルを抜け奥多摩に到着。

確か奥多摩まで乗車したのは小学校以来だ。改札は有人改札のみ。精算も風格ある有人窓口。

自動改札はないが奥多摩限定イオカードがあり、購入。窓口はVIEWカード未対応。臨時列車運転のポスターあり。「アルファー号」と銘打たれ、車両は165系と思われる。青梅・奥多摩間で運行。奥多摩からの帰りにどこかで擦れ違うようだ。

 これから登山かキャンプに行くと思われる、大きなリュックを背負った人が目立つ。山小屋風の駅舎の横では小規模な蚤の市が行われていた。

 駅舎の木製の階段を上った2階が臨時待合室になっていて、写真・手作りはがき展(無料)が行われていたので、待ち時間にさっと眺めた。記帳すると、風景印を押した切手のコースターをくれた。

◎奥多摩 1144→1252 立川 立川行1116(電車) 103系4両編成先頭=クハ103-739

 奥多摩発車時点ではがらがらに空いている。

 古里で列車行き違いのため4分停車。中線にホリデー快速のヘッドマークを付けた列車が待機していた。

 御嶽で臨時列車のアルファー号と擦れ違った。発車直前に気付いたのと、少し離れていたのでよく見えなかったが、165系の改造車で、座席も改良されているようだ。鎧兜の武者姿をした人がホームに出迎え、歓迎行事が行われていたようだ。御嶽辺りから乗客が増えてきた。通路にも人が多く立ち、景色も見えなくなったので寝ることにした。終点立川の辺りでは満員状態。4両編成では不足なように思われる。


◎立川 1306→1317 府中本町 川崎行 103系6両編成先頭1号車=クハ103-499

 立川発車時には席の大半が埋まっていたが、1つ目の西国立でかなり降りてしまい、車内にはゆとりがあった。府中本町下車。競馬場への通路が長く延びている。

 駅前のイトーヨーカドー内にマクドナルドがあったので、そこで昼食。


◎府中本町 1357→1442 南越谷 南船橋行1369E  103系8両編成先頭=クモハ103-141

 武蔵野線には103系の中でも比較的古い車両が残っている。路線は比較的新しい。全線開通が昭和53年で、もともとは貨物線として計画されたが、沿線の住宅開発が進んだので旅客線に転換したものであり、貨物用の分岐線も見られる。

 長いトンネルが多い。トンネルの中を103系の音の大きなモーターを一杯に響かせて力走する。以前台風で冠水したことのある新秋津を過ぎると、高架線中心となり、トンネルは通らなくなった。運転席横のカーテンも開けられた。

 1423長い橋梁で荒川を渡った。

 南越谷駅は東武鉄道の新越谷駅に隣接していた。「こち亀」スタンプラリーのイオカードを販売していた。


◎南越谷 1455→1509 武蔵浦和 府中本町行1452E  103系8両編成3両目?=モハ103-209

 車内は満席で若干の立客あり。武蔵野線を武蔵浦和まで戻る。武蔵浦和の長い連絡通路を通って埼京線ホームへ。


◎武蔵浦和→渋谷 205系10両編成先頭10号車=クハ205-41

 途中、新宿まで運転席の後ろに立つ。埼京線内は何本かの新幹線電車と擦れ違う。赤羽付近では東北・高崎線の新型電車E231系を見掛けた。

 新宿から渋谷まで着席。渋谷の埼京線ホームは初利用。

 渋谷駅改札(中央口)へは動く歩道で連絡しており、少し離れている。渋谷駅のハチ公の前を少しだけ散歩。

◎渋谷 1624→1707 大船 ホリデー快速ビュー湘南 平塚行快速9831M  215系10両編成8両目8号車=サハ(車番記録漏れ)

 2階席でボックス独占できた。この列車も少しずつ知られてきてはいるのだろうが、まだ空いている。

 大崎では山手貨物線上にプラットホームの設置工事を行っていた。臨海副都心線の延伸工事かと思われるが、ホームの進入表示灯?に付いている文字が「新宿方」「蛇窪方」とある。蛇窪信号所は横須賀線電車の西大井からの分岐点であるので、もしかしたら横須賀線方面からの定期直通列車の計画でもあるのだろうか。

 列車は快走していたが、横浜手前で1分余り信号待ち停車。到着が早過ぎたのか。ここで横須賀線の線路から東海道上りを渡って東海道下り線に入る。信号待ちでも横浜到着定時。乗客の入れ代わりが若干あったが、相変わらず空いている。


◎大船 1720→1738 東逗子 久里浜行1671S   E217系15→11両編成11→7両目7号車=サハE217-2079

 いつもの列車で東逗子に戻る。

次回、長野新幹線長野でJR完乗

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