2001年11月 大阪・奈良方面 - 往路 - 急行「きたぐに」パン下中段

 平成9年に滋賀県で受講した研修の同窓会が奈良県生駒市で行われるため関西に出掛けることになり、それに合わせて関西に住む鉄研同期と再会する計画を立てました。往路は長岡から夜行急行「きたぐに」を利用、復路は関西本線経由で、一筆書き切符を活用しました。

平成13年11月23日(金祝)

◎神武寺 1532→ 金沢文庫

◎金沢文庫 1542頃?→ 品川 2100系他12両編成最後=2165

◎品川 → 田町  京浜東北線北行

◎田町 1742→ 五反田  205系11両編成先頭1号車=クハ204-52


 田町と五反田で所用を済ませる。時間が無くて上越新幹線の自由席特急券と乗継割引適用の急行「きたぐに」寝台券しか事前に用意していなかったので、五反田駅のみどりの窓口で乗車券と帰りの特急券を求めることにした。

 この秋のダイヤ改正で、東海道新幹線の「グランドひかり」は更に減少していて風前の灯だが、臨時で「グランドひかり」の車両を使用する列車が夕方の上りにあったので、その2階建1階席を希望した。しかし3連休とあって1階席どころか列車全体が満席とのこと。そこで、別案で考えていた、静岡から特急「東海4号」で帰る計画に変更し、名古屋から静岡乗り換えで大船までの自由席乗り継ぎ特急券を購入。同時に、そのルートに応じた、都区内発横須賀までの片道大回り乗車券を購入した。経由は高崎線、上越、信越、北陸、湖西、大阪、関西、名古屋、新幹線、静岡、東海。経由地の記載が多いので横長の乗車券となり、自動改札は使えない。

 上越新幹線は20時台に1本あるが、発券まで時間がかかったので、21時過ぎの列車になるか。

 切符が整い、都区内発の乗車券で有人改札を通った。

◎五反田 2002→ 大崎

 入ってきた山手線電車は大崎止まり。1駅だけ乗車。

◎大崎 → 上野 205系11両編成 最後1号車=クハ204-21 乗り換え客も多く、混雑していた。


◎上野 2118→2301 長岡 あさひ337号 新潟行新幹線337C  200系10両編成 7両目4号車=226-1057

 特急料金を節約して上野から乗車。禁煙車はある程度乗客が入っている。多少空いている喫煙車に着席。

 車内で購入して食べた「まさかいくらなんでも寿司」=鱒、鮭、蟹、いくらが入っていてそれぞれの具の頭文字をとったユニークな名称。


◎長岡 2322→ 大阪  「きたぐに」大阪行急行502M  583系12両編成 8両目8号車=モハネ582-66


 通常は10両編成だが、連休のためか、12両編成で運転している。一部の駅では端部ドア非扱いがあるらしい。13番下段は人がいないようだが、他はほとんどのカーテンが閉まっているので、9割程度の利用率と推定される。


 今回確保した8号車13番中段は、後ろ寄りデッキのすぐ隣。車両番号のプレートがすぐ目線の所にある。パンタグラフ下のため、中段とはいっても上段がない。ただ、進行方向左側の寝台であったので、反対方向の線路や日本海、琵琶湖は見えない。カーテンの一部が小さくマジックテープで区切られていて、この部分が風通しのため開けられる旨の表示。細い明かり取りの窓、その隣に枕灯。浴衣とハンガーがある。

 列車は結構揺れる。また、停車駅も多い。


平成13年11月24日(土)

 



急行「きたぐに」は米原経由。夜明けの東海道本線を快走する様子を、「パン下中段」の小窓から窺う。外気との気温差のため、小窓は度々水滴で曇った。早朝の大阪に到着して下車。





◎大阪 722→ 西九条 103系

 大阪環状線ホームにはたこやきスタンドがあったが、この時間はモーニングメニューで、たこやきはやっていないようだ。


◎西九条 → 安治川口


安治川口駅は橋上駅舎。地上に下りて、島屋町踏切の辺りを散歩。この付近から貨物線が幾つか分岐している。踏切の反対側はJR貨物の建物の他、工場が立ち並ぶ。日本の鉄道史上で最大の死者を出した安治川口事故(昭和15年)の現場はこの踏み切りだろうか。しかし、慰霊碑その他の、事故現場を示すものは見当たらなかった。


◎安治川口 813→ 桜島

USJでの下車客が多い



◎桜島付近 840→ 天保山

天保山渡船 大阪市建設局渡船事務所 無料



◎大阪港 904→ 森ノ宮  生駒行 近鉄7605

 警笛の音が自動車のクラクションと似ている。


   その後、10時に大阪駅中央北口噴水前でで鉄研同期と合流。

近鉄長谷寺で撮影


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