2007年06月 上野懸垂線

   この日は、およそ四半世紀ぶりに上野動物園を訪問して、未乗であった東京都交通局上野懸垂線(上野動物園モノレール)に乗車しました。

平成19年(2007年)6月17日(日)

上野動物園に入ったのは14時過ぎ。相変わらず混雑するパンダ舎(現在、ジャイアントパンダは1頭だけ)を皮切りに色々と見て回った。

上野動物園東園駅は乗車待ちの人が行列している。1515頃から並ぶが、この位置でおよそ30分待ちの表示。モノレールが発着する毎に列が進み、1528頃に券売機に到着して乗車券(150円)を購入。


券売機脇の時刻表によると、定期列車の設定は1時間に1本だが、不定期列車が7分毎に設定されている。ただし、実際の運転状況を見ていると、時刻表の表示からはずれている。要するに乗客が多いときは動けるだけ動かしているようだ。単線で交換施設は無く、1編成でピストン輸送している。



◎上野動物園東園 1541頃→1543頃 上野動物園西園  上野動物園西園行 モノレール 40系2両編成 後車=40-2(2001年製)

  東園の駅はモノレールなのに地上駅である。しかもホームまで段差が無い。券売機を過ぎると軌道に沿って西園方に通路が延び、改札(ここで乗車人数を調整する)の先のゲートから、何とモノレールの通行箇所を横切って反対側に進み、ここで次の列車を待つ。やがて到着したモノレールから乗客が下車し終わると、ホーム?の柵が開けられ、乗車する。乗車が終わるとしばらくして発車。

  最後部近くの席に座ったので、後方展望を眺めながら進む。

運転席があり、有人運転のようだ。園内をゆっくり進むが、軌道周辺は特に緑が多い。東園と西園の間の道路をオーバークロスすると、視界が開け、進行左手に不忍池も見える。西園に入ってからは賑やかな園内を見下ろしながら進み、西園駅に到着した。


  西園駅は高架駅で、ホームに出ると階段を下りて軌道の下を通り、駅外へ出る方式。ここでも乗車待ちの列ができていた。

  モノレール乗車後は西園を見てから徒歩で東園に戻り、17時近くまで園内に滞在。その後、すぐ外でお茶を飲んでから帰途についた。

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