2007年08月 東京地下鉄等(最終)
東京の地下鉄などについて、再乗車してきましたが、この日で都営も含めてすべて乗り終えました。当時は都電7500型や地下鉄銀座線01系が運用されていました。
平成19年(2007年)8月4日(土)
東逗子では、6月末にみどりの窓口が廃止され、代わりに指定席券売機が導入された。従来3台あった近距離券売機に向かって左側が指定席券売機となり、みどりの窓口の跡地は工事をしていたが、数日前に指定席券売機がみどりの窓口の跡地に移転し、本日から近距離の券売機が3台に戻っていた。
◎東逗子 934→1038 東京 千葉行914S E217系11両編成 先頭11号車=クハE217-29
東海道線横浜~戸塚間で線路内人立入があったため、下り列車を中心にダイヤが乱れている。
東逗子を2分遅れで発車。先頭車両は半分程度の席が埋まる。この列車は逗子での連結なし。逗子駅ではエレベーターやエスカレーターの付いた新しい跨線橋が3月から東口(海側正面)方面だけ先行して供用されていたが、本日から西口(山ノ根側)も新跨線橋につなげて開業した。
大船で時間調整の停車があり、この列車については、ここで遅れを取り戻したようである。
戸塚で満席になり立ち客も出るが、横浜以降は少し空く。
西大井手前で減速。新幹線の橋脚工事をしていたので、そのためかと思っていたら、前方を見ると西大井駅の出発信号が警戒になっている。警戒信号のまま発車したが、直後に進行表示になる。蛇窪信号所の分岐は通過するが、その先の目黒川信号所の出発信号が停止表示のため、停車直前まで減速。程なく注意信号に変わり、再加速。
品川では横須賀線ホーム増設工事中。ここから先はかつて車上信号のATCだったが、現在は地上区間と同じATS-SNである。品川を発車してからは快調に走る。
◎大手町 1047→1058 早稲田 中野行 10両編成最後1号車=2105
券売機にSuicaを入れて地下鉄共通一日乗車券を購入。ホームに下りてすぐに入ってきた列車は東葉高速鉄道のオレンジ帯の車両。立ち客もあるが、空席も目立つ。
早稲田大学ではオープンキャンパス実施中で、学園祭のごとく賑わっていた。見学者用にツアーが組まれているようで、案内の声が聞こえる。
キャンパスを横目に都電の早稲田停留所まで歩く。
◎早稲田 1122→1215 三ノ輪橋 三ノ輪橋行(都電荒川線) 7512単行ワンマン
一部の区間は最近も乗ったことがあるが、全区間通しの乗車は小学生の時以来だ。
1列車見送って乗車。乗車時の払いで、パスネットカードやバスカード、パスモやスイカまで使える。運賃収受は近代化したが、発車時にチンチンとベルを鳴らすのは変わっていない。早稲田発射時には空席もあったが、途中からの乗客が多く、すぐに満員になったので、途中で立つ。庚申塚では過半の乗客が入れ替わった。
荒川車庫前では古い車両の展示が見えた。ここで乗務員の交代と先行列車との間隔調整のためか、少し停車。飛鳥山の併用軌道区間で新型のレトロ車両9000系とすれちがった。王子駅前で少し空いてきたが、終点の三ノ輪橋まで立つ。
旅行記録作成にあたって、これまでシャープのコミュニケーションパルを使ってきたが、今回ザウルスSLC-3200を使い始めた。しかし、しばらく充電していなかったため、ここで電池が切れ、この先は主に携帯で記録をする。
三ノ輪橋駅はレトロな雰囲気に改装され、電停ホームには昭和30年代の映画のポスターなどが貼られている。それを眺めて、昔ながらの商店街を抜け、大通を右手に進んで常磐線のガードをくぐると、地下鉄三ノ輪駅の入口が見えてきた。
◎三ノ輪 1229→1233 上野 中目黒行(日比谷線) 03系8両編成6両目6号車=03 628
三ノ輪駅の少し古めかしい駅舎入口には、黒板の掲示板が残っていた。上野で銀座線に乗換。
◎上野 1238→1243 浅草 浅草行(銀座線) 01系6両編成先頭6号車=01 610
上野では一旦改札を出ての乗換。ここは日本最初に開業した地下鉄で、ホーム下り口付近に、当時使用されていたレールが展示されている。
浅草駅ホームで撮影。ホームの上野方からは、鉄骨に支えられたトンネルを出発する列車がよく見える。改札外の柱には、開業当日の新聞のコピーが掲示されている。
雷門から仲見世を通って浅草寺を参詣。いずれも大変な混雑の上、暑い。天ぷらの老舗である三定で天ざる(夏季メニュー)で昼食。
◎浅草 1338→1409 渋谷行(銀座線)01系6両編成先頭1号車=01 121
先刻は1番線到着だったので今回は2番線からの電車に乗るために1列車遅らせた。3分毎の運転なので大して待たない。先頭車内は空いていた。三越前から少し混んだが多少の立客がある程度。直線区間は少し速度を上げるが、新橋付近などのカーブでは線路を軋ませながら減速。後はコレクターシューが第三軌条と接触するカシャカシャ音を聞きながら淡々と進む。表参道では半蔵門線と同じホームでの乗換が可能である。
トンネルを抜けて、渋谷の高架ホームに到着。対面ホームだが、ここでは浅草と異なって、到着した列車は一旦引き上げ線に入り、到着ホームと出発ホームを分けている。
高架ホームから一旦改札を出て地下ホームに移動する。
◎渋谷 1429→1459 押上行(半蔵門線) 東武10両編成先頭=34406
渋谷発車時には混雑していたが、大手町を過ぎると、空いてきた。TCATのある水天宮までは学生時代に乗った記憶があるが、その後に延長した区間は初乗車になる。錦糸町を出て最後の1駅は先頭車内の乗客は僅か3人だった。押上ホームは2面4線。1459到着、東京メトロ完乗。
◎押上 1507→1530 泉岳寺 三崎口行(都営浅草線)快特 京急8両編成先頭=1041
押上では一旦改札を出るが、すぐ近くの乗換。都営浅草線の押上駅も2面4線。
京急1000系の座席は柔らかい。都営浅草線は色灯信号。座席からも時々見える。さほど混まず、のんびりと泉岳寺へ。西馬込行へは約5分の接続。その間に後から来た羽田空港行(北総鉄道の車両)が到着した。
◎泉岳寺 1535→1546 西馬込行(都営浅草線)都営5300系8両編成先頭=5310-1
押上方面から入線してきた泉岳寺始発の列車で西馬込へ行く。西馬込駅は、エスカレーターの設置などは行われているが、内装はタイル貼りで古めかしい。
携帯電話の電池が切れたので、充電できるところを探したが、西馬込駅周辺のコンビニには充電装置は見当たらない。電池込みの携帯充電器なら売られているが、滅多に使うものでもないので買わず。
◎西馬込 1601→1609 五反田 京成高砂行 都営5300系8両編成 先頭=5301-8
入ってきた列車で五反田まで戻る。車内は空いている。
◎五反田 1618→1620 目黒 山手線1607G E231系11両編成 6号車=モハE231-652
三田線への接続駅である五反田まで山手線を1駅乗車。
目黒駅近くに何処もショップを発見したので立ち寄り、ここでしばらく携帯電話を充電。フル充電すると1時間以上かかってしまうが、応急措置として15分程度で切り上げた。それでも時間のロスとなってしまった。
◎目黒 1702→1754 西高島平 西高島平行(都営三田線)6両編成 先頭1号車=6319-1
胸高までのホームドアが設置されている。2駅目の白金高輪までは南北線と線路を共有している。どこかで花火大会でもあるのだろうか、浴衣姿の女性が目立つ。白金台と白金高輪のホームドアは天井までのものだが、三田線に入ると、また胸高になった。
車内は更に混み、特に巣鴨では多数の乗車があり、ラッシュ並となった。乗って来た乗客の一人が、板場花火大会のパンフレットを持っているのが見えた。今夜19時かららしい。
志村坂上と志村三丁目の間で高架に出た。外はまだ明るい。この辺りから地元の人の下車もあり、混雑が少し緩和された。花火の客は、蓮根から高島平までの各駅で下車して、車内は落ち着いた。高島平は2面4線の大きな駅で、手前の高架下には車庫もあるようだ。西高島平には1757到着。これで東京都交通局の鉄軌道全線完乗となった。
◎西高島平 1804→ 1839 白金高輪行(都営三田線) 6両編成先頭6号車=6315-8
西高島平は対面ホームだが、この時間は片面しか使っていない。2分遅れでの発車。花火の混雑による遅れのようで、西高島平での折り返し時間は1分もなかった。
来た時よりは、はるかに空いている。巣鴨から池袋乗換で湘南新宿ラインを検討していたが、時間も遅くなったので大手町まで乗車して東京駅へ行く。三田線の出口から東京駅までは、一旦地上に出るものの距離は近い。
丸ノ内北口に入ると、ドーム下の半分くらいが仕切に囲まれている。期間は2012年までとのことで、長期間だ。
◎東京 1855→2004 東逗子 横須賀行1859S E217系11両編成5号車=サロE217-32
ホームに下りるとすぐに列車が入って来たので、飲物などは買わずに乗車。品川を過ぎて、グリーンアテンダントから缶コーヒーとワッフルを購入。列車は11両編成で切り離しはないが、横浜や逗子で数分の停車があった。
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