2008年08月 八高・両毛線 ‐205系、キハ110系、115系の乗り継ぎ
青春18きっぷの余りがあったので、主に北関東のJRを日帰りで巡りました。当時の横浜線や八高線には205系、八高線北部にはキハ110系、両毛線には115系が活躍していました。
平成20年(2008年)8月9日(土)
◎東逗子 1015→1054 横浜 津田沼行906S E217系11→15両編成先頭11号車=クハE217-4
東逗子発車時点で空いているボックス席は無かったので、ロング部分に座る。
◎横浜 1103→1153 八王子 八王子行快速1041K 205系8両編成先頭=クハ205-136
混んでいたので運転室後ろに立って、前方の景色を眺める。運転室前方の頭上には「横浜線踏切名(番号)一覧表」なるものが貼ってある。それによると横浜線内には46箇所の踏切がある。(東神奈川・大口間の入江踏切が1番、片倉・八王子間の小野路街道踏切の51番まであるが29,37,39,47,48が欠番)
関東平野を走る線だが、意外にトンネルやカーブが多い。また、当初単線で開通して後に複線化したため、いずれのトンネルも単線並列型。しかも上下線のトンネルが多少離れているところが多い。町田で各駅停車を追い越す。車内は幾分混雑度を増した。
相原と八王子みなみ野の間だけ運転席寄りのカーテンが閉められるが、右側はそのままなので、引き続き前面展望が楽しめる。ここは長いトンネル(下り線は新相原トンネル)があるが、入り口付近で上り線と大きく離れ、上り側トンネルの坑口は見えない。
◎八王子 1202→1245 高麗川 川越行1277E 205系先頭4号車=クハ205-3001
押しボタン式の半自動扉を運用している。折り返しや交換待ちの停車時間が長いからだろうか。八高線は全線単線である。
八王子を出て間もなく渡る浅川の河川敷ではテントを張ってバーベキューらしきことをしている風景が見られた。
青梅・五日市線と西武線が交差する拝島では半分の乗客が入れ替わる。ホームの反対側には209系を八高線仕様に改造した編成もいる。東福生付近の左手には米軍施設。運動施設や住宅が広がる。
西武線と連絡する東飯能を出ると緑に囲まれた緩い勾配を下り、高麗川に到着。高麗川はオレンジ色の瓦のこじんまりした駅舎。みどりの窓口がある有人駅だが、改札機は簡易Suica用。
◎高麗川 1302→1433 高崎 高崎行237D キハ110系2両編成先頭=キハ111-207
若干の空席もあったが、運転席後ろに立つ。ワンマン運転できる車両だが、この時間は車掌が乗務している。ここから非電化区間。ATS-P区間も高麗川までのようで、高麗川を発車して間もなく、ATS-P区間が切れて、確認のためATS-Sのベルが鳴る。沿線の緑や畑の割合が高くなった。トンネルは見られないが、カーブと小さな橋梁が多い。
CTCが導入された現在も、交換駅の分岐器はスプリングポイント。通過制限速度は30km/h程度。
寄居で多くの乗り降りがあった際に着席。周囲は田畑の多い長閑な風景になってきた。途中、体操服姿の男子中学生の一行が乗車して賑わうが、彼等が下車すると残った乗客の3分の1くらいが寝ている。
群馬藤岡で3分停車。ホームには多くの人が待っていて、主に後ろの車両はかなり混んでいるようだが、前の車両にはあまり乗ってこなかった。
北藤岡の遠方信号通過時に運転席からベルが1打。ATS-P電源の入った音だ。北藤岡駅のすぐ脇には高崎線が通り、100mも走らないうちに合流した。烏川の鉄橋を渡り、ここからかなり高速で飛ばす。倉賀野を出ると乗り換え案内の放送が続き、高崎に到着。
駅構内の吉野家で昼食。i-タウンページの地図ではホテルメトロポリタンの近くにあるようだったので一旦外に出たが見つからず、結局改札を出て左前方だった。
◎高崎 1503→1645 小山 小山行461M 115系4両編成最後=クハ115-1098
この地区にはロングシートの107系が多く導入されているが、この列車はセミクロスシートの115系。比較的空いていた一番後ろの車両も、発車前に9割程度の席が埋まった。
新前橋駅構内には留置線が広がり、115,107,211の他、緑色のイベント車両が1編成止まっていた。ここから両毛線に入る。高架線を1駅走ると前橋。本日は前橋花火大会とのことで、帰りの切符はお早めにとの案内放送があった。前橋を過ぎてしばらく走ると高架を下り、駒形からは単線。
いつの間にかまた複線になり、わたらせ渓谷鉄道が合流。鉄橋を渡り高架に上ると桐生に到着。ホームの反対側には、わたらせ渓谷鉄道のぶどう色の2両編成が待機している。
桐生からはまた単線になった。ここから先は、昭和59年に乗車して以来、久方ぶりの訪問だ。当時は2ドアの165系も運用に入っていた。
足利の駅舎自体はよく見えなかったが、ホームから改札を見ると、駅正面方にステンドグラスが見えた。足利辺りで一時雨になった。桐生から乗ってきたハイキング帰りらしい中高年男女グループと、足利で集合した20代終り前後の女性グループが、それぞれ大きな声で談笑しているので、かなり騒々しい。
大平下は、かつて2面3線の配線だったようだが、今は駅舎側の1線だけの使用で隣には線路を剥がされたホーム跡がある。
東武線と接続する栃木は高架駅。ここから多数の乗客が乗り込み、通路まで混雑。浴衣姿も多く、花火大会でもあるのだろう。案の定、本日小山花火大会が予定どおり開催との案内があった。
小山駅は混雑していた上に通路も長かったので、接続は7分だったが余裕はなかった。
◎小山 1652→1922 逗子 逗子行1240Y E231系15両編成4号車=サロE230-1014
小山の花火大会に向かうのか、途中各駅の下りホームには浴衣姿の女性が多く目に付く。雨は止んでおり、雲間から太陽も一瞬顔をだした。
古河・栗橋間の鉄橋上で下りカシオペアとすれ違った。
この辺りまで4号車の1階席は貸切状態だったが、この後は少しずつ乗客が乗ってくる。それでも乗車率は2割程度か。
◎逗子 1923→1926 東逗子 久里浜行1781S E217系11両編成4号車=サロE216-51
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