2002年05-06月 北海道 6日目 - 北斗星4号で帰京

 最終日は札幌から北斗星4号に乗車。若干の遅れはありましたが、寝台列車をより堪能できました。



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平成14年6月4日(火)

◎札幌 前1927→1112 上野  北斗星4号 上野行寝台特急4列車 ED79 19→EF81 86  +25系客車12両編成(電源車含む)9号車オロハネ25 501。指定=6番個室ソロ上

時折目が覚めるが、すぐにまた寝る。630前に車内放送。現在松島海岸付近を走行中で定時とのこと。次いで食堂車の朝食開始、但し和食はおよそ30分後からとの放送。仙台到着は 649(2分延)。

洗面を済ませた後、731に朝食のため食堂車(7号車=スシ24 506)へ。お好きな御席へということなので、昨夜と同じ席に着いた。するとメニューを持ってきて、「●●様、本日はあいにく和食が品切れとなっておりまして...」ときた。和食は数が限られるので品切れが多いのは承知していたが、文頭に名前を呼びかけたのはさすが。昨夜のディナー客の顔を覚えていたか。

洋定食の内容は、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージ、ポテト、トマトなどのサラダ、メロン、パイナップル他の果物、暖かいパン2つ、ヨーグルト、ジュース(選択)紅茶(またはコーヒー)。

759列車急停車。少しして車内放送があり、緊急無線(=防護無線)受信による停車で、原因調査中とのこと。とのこと。トンネルの出口手前で、どうせ停まるならもっと景色の良い場所がいいのにと不謹慎にも思う。811運転再開。安全が確認された旨と10分程遅れている旨。

朝の食堂はそれなりに利用客が多い。今滞在していた間に見た利用客は10人以上。ディナータイムの情況だけでは危機感が持たれるが、朝の利用で収支を改善できているだろうか。821に会計して退席。結構のんびりと食べた。

郡山到着は839(12分延)発車時の左車窓に茶色い客車が連なっている何両目かを見ると金色の帯。お召し列車だ!慌ててカメラを出すも撮影間に合わず。



沿線の田園風景は、この季節は水田が多い。しかし、しばらく横になって食休みをしている間に田園風景は減り、家並みが増えてきた。宇都宮到着は1010で18分延。途中、徐行区間があったので少し遅れが拡大した。

再び徐行した後、1033小山通過。水戸線の電車が見える。ふと思い出して、かつて急行つくばねが東北線から小山駅をショートカットして水戸線に入る短絡線を目で追ってみる。しかし、草の中にそれらしき線路跡が見えたが、架線は撤去され、本線との間のポイントも取り払われていた。もう使わないので廃止してしまったようだ。 列車は時折徐行するも快走している。ただ、加減速時に限らず前後のショックは大きくしかも頻繁に起こる。大宮到着は1116で27分延。この先は過密ダイヤなので、遅れは拡大こそしても縮小することはないだろう。後は帰るだけの旅だし、せっかくのソロなのだから、直前までごろごろして堪能しよう。

1134にもうじき上野到着と乗り継ぎ案内、遅れお詫びの放送。14番線に到着出口左側とのこと。1136頃日暮里通過。地平ホームへの坂をゆっくりと下りる。1139上野到着した。ホームでは食堂やリネン類の撤収作業。1150までに終了してドアが締まり、車内の明かりも消された。



地平ホームからの回送列車の発車が立て続けにある。遅れて到着した北斗星4号は推進運転用のブレーキコックの取り付けも終わり、保安要員は発車の順番を待っていた。1155に信号が変わり、北斗星4号は尾久客車区に向けて回送していった。


◎上野 1202→ 東京  大船行快速 後ろ10号車=クハ209-2

多少混雑している。東京まで立つ。


 東京駅地下改札内のみどりの窓口(兼成田エクスプレス案内所)でデータイムグリーンを購入。エスカレーター付近で、キリル文字のTシャツを着た大男の集団と行き交う。ワールドカップで、ロシアの試合があるのだろうか。


◎東京 1223→1328 逗子 逗子行普通1195S  E217系15両編成 4号車=サロE216-51

昼下がりだが4号車1階のグリーン席乗客は5名。混雑という程ではないので、のんびりと旅の余韻に浸れる。終点逗子での到着ホームは上り1番線との案内が戸塚辺りから何度も流れる。大きな荷物を持って逗子で下車する分にはかえって有り難い。


逗子駅からバス利用で午後2時過ぎに帰宅。当初の予定よりは約30分の遅れだった。荷物を下ろす。しばらく休息してから隣家に帰宅の旨の電話連絡。ビデオの「鉄道員」を見て休みながら旅先を回想。

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