2006年05月 新潟 2日目 - 弥彦線 他
前日乗車したSL「ばんえつ物語」号を新潟駅と荻川駅で撮影。その後、弥彦に寄ってから帰路につきました。
平成18年(2006年)5月4日(木祝)
6時に風呂に行く。未明に男女の浴場が交代になっており、今朝は10階の展望浴場へ行く。脱衣室のサイズは2階と変わりないが、浴室には奥行きがあり、窓からの眺めも良い。また、露天風呂もある。風呂からの帰りに改めて吹き抜けを見てみると、屋根もなく、空が見える。吹き抜けと言うよりも中庭のようなものか。
一旦部屋で休憩し、645に2階のレストランで朝食。バイキング形式。836に部屋を出てチェックアウト。
9時前に「SLばんえつ物語号」が7番線に入線したので、それを撮影。往路の出発前なので、炭水車には黒い石炭が山積みになっている。
◎新潟 912→925 荻川 会津若松行226D キハ110系3両編成 最後=キハ110-215
乗車する時はどこで降りるか決めていなかったが、昨日のばんえつ物語号で配布された乗車手帳に添付の絵葉書が荻川駅で撮影されていたので、ここを候補にした。車内から眺めたところ、花も咲いているようだったので、ここで下車。上り方ホームに回る。
ちょうど、ホームの花壇の手入れをしているおじさんがいて、3人で談議。数年前に桜草を何色か植えたが、雑草の方が強く、まだらになってしまったと言う。特に白が雑草に弱いとのこと。チューリップも植えたが、もぐらの穴を伝ってくる鼠に荒らされることが多いらしい。
このホームでの撮影者の先客は1人だったが、SLの通過時間が近付くにつれて数人になった。反対側ホームの向こうには家族連れの見学者もいる。
「SLばんえつ物語号」は10時近くに通過。煙はあまり出ていなかった。撮影後、花壇のおじさんに挨拶してから上りホームへ。列車待ちの間に、上り電気機関車(単機)と下り特急北越が通過。
◎荻川 1013→1057 東三条 長岡行434M 115系6両編成 先頭=クハ115-1048
新津では、時刻表の上では2分前に発車している「SLばんえつ物語号」がちょうど発車するところで、間に貨物列車が遮るが、前方で煙を上げて出ていく後ろ姿が見えた。
晴れた住宅地の中を東三条に向かう。東三条に近付くと水田が広がり、一部では田植え作業を行っている。天気が良いので、絶好の田植え日和だろう。
◎東三条 1106→1126 吉田 吉田行8230M 115系2両編成ワンマン 先頭=クモハ115-503
連休中に運行の臨時列車。しかし車内はがらがらに空いている。あまり知られていないのか。ドアは半自動。手で開ける方式は昔と同じだが、ドアロック解除時と戸閉時にチャイムが鳴るように改造されている。時間になるとテープの放送と共に発車し、三条の市内を高架線で抜ける。黒い瓦屋根の家が多い。モーター車2両編成のため、発車時の加速が良い。燕三条までは一部を除いて高架線と信濃川を渡る橋梁だったが、その先は地上を走る。
◎吉田 1138→1146 弥彦 弥彦行8268M 115系2両編成ワンマン 先頭=クモハ115-501
越後線と弥彦線が交差する吉田駅は3面5線の大きな構え。3番線に到着して臨時列車の弥彦行には跨線橋を渡って4番線になる。
それなりの数の乗客を乗せて発車。昼前の単線路をゆっくりと走る。途中、矢作の直前の右側に大鳥居が見える。
終点弥彦の直前で大幅に減速してから到着。駅では観光駅長と本職らしい駅長?の2人掛かりで集札している。新潟近郊も吉田まではSuicaが導入されたが、ここはまだ有人改札(夜は無人)だ。
弥彦駅前の観光案内所で地図を貰い、弥彦神社への緩い坂道を上る。前方には弥彦山が高くそびえ、今日のような晴れた日には、山上から佐渡が望めそうだ。
点在する旅館や食堂などの密度が幾分濃くなったところで、それが途絶えて鳥居の先が弥彦神社の境内になる。様々な建物が点在する緑濃い境内を少し進んで左に曲がり、更に進むと、弥彦山を背景にした本殿にたどり着く。賑わう中を参拝。大正5年建築の本殿は、奥行きが長い。
本殿の周りでは奉納盆栽展が行われていた。
境内を撮影しつつ散策。桜苑があるが、花はもう終わっているようだ。鷄品評会が行われている区域があり、鶏の声が賑やか。様々な品種があり、ヨークシャーテリアみたいな毛並みや顔付きのものも。
駅に戻る途中の蕎麦屋に寄り、昼食。混みかたは普通だが、蕎麦が出てくるまで時間がかかり、食事は慌ただしかった。会計を済ませると早足で駅に戻る。
◎弥彦 1322→1435 新潟 新潟行271M→147M 115系2両編成先頭=クモハ114-?
発車間近に乗車すると車中はほぼ満席。吉田で入れ代わりが多く、ボックス席に2人で座るが、その後、各駅での乗客が多く、車内は満員の状態が続いた。観光客と通学客が混在していた。
新潟に到着して、新幹線側から一旦改札を出て、券売機で自由席特急券を購入。新幹線改札を通ってから売店で職場用の土産を購入。(ミニ笹だんご25個入)。この売店ではSuicaが使えた。
12番線に上がると、隣の11番線から定期列車のMaxとき330号が出ていくところ。ホームから見たところ、多少の空席があったようだ。これから乗車する臨時のときは、清掃作業中だったが程なく終わり、乗車した。
◎新潟 1459→1704 東京 とき366号 東京行新幹線8366C 200系10両編成 4号車=226-1072
臨時列車のせいか、幾分空いている。周りでも、2人席の1人利用が多い。3人席を2人で利用。車内販売から飲み物を購入。
浦佐付近から雪山が近付き、良く見ると地上にも積雪が残っている。さすがは雪国だ。しかし湯沢は温泉も出て過ごしやすいらしい。
越後湯沢を出るとすぐに大清水トンネルに入る。これを抜けると、その先の山々は一転して岩肌と新緑の色になっている。大清水以外にもトンネルが連続していたが、高崎を過ぎるとそれもなくなり、高架線を淡々としかし高速で南下する。
大宮付近で、東北本線(在来線)と思われる方向に国鉄色の特急車両が走って行くのが見えたが、臨時列車だろうか。
埼京線と並び、その後、尾久客車区を見下ろすと、上野手前で北斗星1号とすれちがう。上野地下駅を過ぎると東京着。現在、車内のごみ箱が使用停止となっている。先ほど車内販売員がごみ袋をくれたので、それにまとめて、下車時に待ち構える清掃員に渡した。
東京駅のホームはこの時間も、これから出発する人が多く集まっている。立って並んでいたり座り込んでいたり、格好は様々。
◎東京 1716→1753 戸塚 熱海行861M E231系15両編成 13号車=モハE231-1079
東京駅7番ホームで清掃作業が終わるのを待つ。回送で8番線に入った後発の列車の方が先にドアを開け、直後にこちらもドアが開く。ロングシートだが、東京発車時点で後ろの方はまだ余席がある状態だった。東京駅は今年度から5年かけて大改修が行われ、丸ノ内口の建物も復原工事に入るが、車窓から見ると、南口ドームはまだ変化がない。川崎・横浜からの乗客も多く、車中は混んできた。
◎戸塚 1755→1813 逗子 久里浜行 E217系11両編成2号車=サハE216-2059
時刻表で確認すると、逗子でバスの接続がありそうなので、戸塚で乗り換え待ちの間に逗子の跨線橋に近い前方に移動した。風が強くなっている。車内は多少混んでいたが、大船で着席。逗子まで乗車した。
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