2008年04月 東北 3日目 - 仙山線、Maxやまびこ
旅行最終日は、作並から仙山線で仙台へ。ここからMaxやまびこで帰京しました。
2日目へ
平成20年(2008年)4月7日(月)
7時半に起床して河原の風呂へ。空いている。
8時過ぎに1階で朝食。バイキング形式で、和洋とも結構品数がある。平日だが利用客も多い。
食後、土産物を眺めてから部屋に戻り、9時過ぎにもう一度風呂へ。最初は貸切状態だったが、途中で子供が2人だけで入って来ていた。
10時にチェックアウト。次の送迎バスは11時なので、それまで土産物を買ったり、ロビーで新聞を読んだりして過ごす。土産物店には、温泉旅館には似つかわしくない女性アイドルの歌が常時流れている。宮城県在住者で結成されたSplashというユニットで、CDが2種類販売されている。
◎鷹泉閣岩松旅館 1100→1105 作並駅 送迎バス 宮城230す1515
バスの時間が近づき、車寄せに停車しているマイクロバスに乗車。今度は運転士1人の乗務。乗車前にホテルの正面を撮影していると、記念写真のシャッターを押してくれた。作並駅へのバスの車内では作並駅に関する案内などを自動放送している。
駅には時刻どおり5分で到着。宿泊客が下りると、バスは道の端に止め直して待機している。ほどなく、一ノ坊のバスも到着。静かな駅は一時賑わう。駅舎内には委託営業による切符売場があった。全国のJR乗車券と、自由席特急券を扱っている。一角に土産物の小さな棚があり、この売店を兼ねている。
下りホームの入口付近に、交流電化発祥の地の碑がある。思ったより小さな石碑。その上に説明の看板がある。
◎作並 1122→1204 仙台 仙台行826M 719系6両編成5両目=クハ718-21
作並では上下列車交換。先に到着した上り列車が数分停車。車両は3ドアセミクロスシート。ドア間は集団見合い式の座席配置で、進行方向後ろ向きの席しか空いていなかった。下りが到着して発車。すると、駅舎側ホームから、岩松旅館と一ノ坊の運転手がホームに並んで手を振っている。ちょっとした心くばりだが、チェックアウト後のフォローの厚みを感じさせ、また来たいという気にさせてくれる。
列車はしばらく渓流を渡りながら山間部を走るが、愛子辺りから仙台市郊外に入る。なお、作並も行政区画上は仙台市に含まれる。昨日途中下車した面白山高原は山形市にある。山間部を60km近くに渡って走る仙山線は、実は仙台市と山形市の2市のみを通る路線である。
一旦は町中に入ったと思ったら、国見の手前でまた山の中に入った。この変化は面白い。
車内の中吊り広告には、神奈川県警察職員募集のものがあった。首都圏の警察では地方出身者も少なくないそうだが、ここまで大々的に募集しているのか。北仙台辺りで、乗継ぎの新幹線をえきねっとで予約。
仙台駅構内を少し散歩してから、みどりの窓口で指定券を受け取る。窓口は少し混んでいた。指定席券売機はあるが、ビューグリーン利用のため、窓口のみの扱いである。
ホームに上がると、Maxやまびこ114号は既に入線しているが、車内整備作業中だった。その間にホームで駅弁(仙台押鮨950円)を購入。モバイルSuica使用。
◎仙台 1244→1456 東京 Maxやまびこ114号 東京行 新幹線114B E4系他8→15両編成 7両目7号車=E446-2
2階のグリーン席は空いている。仙台発車時点で3、4人か。床はカーペット敷き、座席にはレッグレストが付いていて、足を伸ばせる。照明は蛍光灯だが暖色系で落ち着いている。
車内放送で、自販機の営業が3月末に終了した旨を案内している。
この列車は停車駅が多い。ビューグリーンを楽しむため、あえて所要時間の長い列車を選択した。白石蔵王駅の周辺には住宅やショッピングセンターなどが並ぶが、発車して1分も経たないうちに周囲は田畑だけになった。白石蔵王を発車して、長い蔵王トンネルを通過中に、車内販売を案内する放送が微かに聞こえた。
福島では、後ろに山形新幹線つばさを連結するために5分停車。福島のだいぶ手前から減速。右側から合流する山形新幹線の軌道を見ながらポイントを渡って下り本線を横切り、右端の線に停車する。
福島停車中に車内販売が回って来た。かつては東北上越新幹線のグリーン車利用客にソフトドリンクの無料サービスをしていたが、いつの間にか無くなったようで、近くの席の乗客が普通に300円のコーヒーを買い求めていた。福島を発車した列車は再度ポイントを渡って上り線に戻る。
郡山を出たところでは、右下に郡山総合車両センターを見下ろせる。常磐線の2階建グリーン車が2両留置されていた。郡山までの各駅とも7号車グリーン席への乗客が各1組程度あったようだ。それでも乗車率は2割程度だ。
郡山を出ると、次は宇都宮まで止まらない。弁当殻を捨てるために席を立ったついでに、5号車の売店まで出掛けた。途中通った車両も空いていた。売店は5号車の車掌室の向かい側であまり照明もされておらず、暗い雰囲気。紅茶を購入。つい最近から、新幹線の車内でもSuicaが使えるようになった。販売員の持つPOS読取機にSuicaの読取装置を備えている。
車窓には、点在する桜が咲いているのが見える。雪の残る仙山線から南下して、何時しか桜前線を横切ったらしい。宇都宮の手前には、満開の桜に覆われた小高い丘があった。
宇都宮でも若干の乗客の入れ替わりがある。
車内販売がカートを押して通りかかる。かつて、E1系がデビューした頃、総2階建の車両で車内販売員は商品籠を手に持って回っていた。通り過ぎたカートを、振り返って見ていると、客室の端に到着した販売員が何か機械を操作している。どうやら、階段横にダムウェーター(荷物用昇降機)があるらしい。
大宮や上野で下車する客もあり、東京到着時にはガラガラに空いていた。
◎東京 1526→1641 東逗子 久里浜行1341S E217系11両編成 4号車=サロE216-6
座席はリニューアルされている。増結や切り離しは無いが、大船と逗子で数分ずつ停車していた。
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