2000年09月 長野 2日目 ~ 上田交通、篠ノ井線、松本電気鉄道、大糸線

完乗祝い翌日の旅行2日目は、戸倉温泉を出発して鉄研同期と離合集散しながら、上田交通、篠ノ井線、松本電気鉄道、大糸線に乗車した後、バスで長野に戻って宿泊しました。


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平成12年(2000年)9月16日(土)

 7時近くに起床。朝風呂。7時半から朝食。815チェックアウト。タクシー予約を依頼する。タクシー待ちの間に宿の前で記念撮影。


◎小石の湯正明館 825頃→833頃 戸倉駅 長野観光タクシー


◎戸倉 841→856 上田  軽井沢行2628M  169系3両編成 中間車=モハ168-13

 父からメールが入っていたのを戸倉駅ホームで列車待ちの間に確認。

 車内で宿代とタクシー代を清算。この電車は急行型で、ライナーにも使われていると見え、座席にライナー券入れが付いている。ライナー券がそのまま残っているところもある。

 O氏は軽井沢まで行ってくるので上田で別れる。


◎上田 908→935 別所温泉  別所温泉行11列車 7000系2両編成ワンマン 後車=7251

 往復運賃と同額1,140円で往復フリーきっぷが窓口で販売されている。しかし窓口の駅員が改札兼務で1人しかおらず、電車の時刻までに買えるかどうかやきもきさせた。駅は平成10年に高架になったが改札は有人のみ。

 車両は元東急の7000系で、ワンマン運転のため運賃箱が備え付けられている。上田発車時の乗客は2両合わせて30人前後だが、途中で少しずつ減っていく。

 沿線は急なカーブが多い。車両が東急であるばかりでなく、ノッチオンオフの標識があるのが、東急と共通している。

 別所温泉駅前に保存されている丸窓の旧型車両を撮影。


 徒歩で10分程度坂を登った所に北向観音があり、参詣。長野の善光寺と山向かいなので、セットで参詣すると良いらしい。参拝時の手洗い水は温泉が引かれていて飲泉も可能。効能書が掲示してある。


◎別所温泉 1023→ 上田  7000系2両編成ワンマン 先頭=7252

 中塩田にも丸窓車両、急カーブの交換駅である下ノ郷には車庫があり、現役車両の他、旧東急5000系ステンレス車。

 上田でM氏と別れる。上田駅前のマクドナルドで早めの昼食。


◎上田 1120→1148 篠ノ井 長野行639M  115系3両編成先頭=クハ115-1004

 やや混んでいたが、座れた。


◎篠ノ井 1157→1239 松本 しなの12号 名古屋行特急1012M  383系6両編成先頭6号車=クモハ383-4

 自由席禁煙車は混んでいるが、先頭の喫煙車はがらがらに空いている。篠ノ井発車時点で25%程度。

 冠着越えの際、若干曇っていたが、戸倉方面の景色は見下ろせた。峠越えでも高速走行。時折、自動車のような不思議な音色の警笛を鳴らす。聖高原で若干運転停車。その他、一部の通過駅では減速していた。


◎松本 1245→1315 新島々  新島々行  3000系2両編成ワンマン 後車=3002

 JRから接続待ちの連絡があった様子はなく、定時発車。ぎりぎりで乗った。通学生で混んでいる。車両は元京王井ノ頭線の電車で、正面2枚窓。ワンマン改造のため、運賃箱と運賃表示機が取り付けられている。白い塗色に塗り替えられている。波田で座れた。

 沿線の踏み切りは昔ながらの音色。


 終点新島々で松本からの運賃を精算。CD-ROM付往復乗車券を売っていた。片道既に乗ってしまっていたが、帰り分に購入。

 駅前には昭和61年に水害で廃止になった島々駅の駅舎が移築されている。


◎新島々 1348→1417 松本 松本行 同編成後車=3001

 改札は発車5分前からで、改札前には行列ができている。CD-ROM付き記念乗車券利用。間違って下り側にスタンプを押され、横に「誤入鋏」のゴム印。

 車内は大荷物の人でちょうど満席。途中からの人は立つ。晴れ間が見えてきたが、遠くの大糸線方面の山には厚い雲がかかっているのが見える。

 松本でO氏、K氏と別れ、1人になる。朝日新聞東逗子営業所に電話し旅行中の新聞差し止めを連絡。次いで17日の宿泊を予約。湯田中駅から徒歩8分程のつるや旅館を確保。


◎松本 1454→1556 白馬 スーパーあずさ7号 南小谷行1085M  E351系8両編成 最後5号車=E351-1501?

 若干遅れて到着。松本で後ろ4両を切り離し、8両編成になる。松本までで下車客が多かったのか、車内はがらがらに空いている。

 交換列車(臨時団体列車)の遅れにより、3分遅れで発車。大糸線をのんびりと進む。左側車窓の北アルプスは雲に隠れ、近くの山並みだけが見える。

 信濃大町でも多くの乗客が降り、信濃大町発車時の5号車の乗客は5人。

 信濃木崎で臨時運転停車。大糸線のダイヤが乱れているらしく、交換駅変更となったらしい。簗場で交換するはずの普通列車を待ち、10分余り停車。

 木崎湖の湖畔を通る。天気はあまり良くないがボートに乗っている人や岸辺で釣りをしている人が多数見える。

 神城ですれちがうはずの上りあずさとは簗場で交換。この先は白馬まで交換列車は無いようだ。

 青木湖の湖畔を通過。こちらはひっそりとしている。

 車内放送で、南小谷から糸魚川方面の普通列車に乗り継ぐ人は車掌に申し出るようにと案内があり、すぐに車掌が巡回に回る。同じ車両で該当者がおり、車掌と話していた内容によると、強風のため南小谷から先の大糸線が運転見合わせで、バス代行輸送を行っているらしい。

 白馬には20分遅れの1616に着いた。長野へのバスは先発が1625発、次発は1730発。到着したばかりですぐに発つのもつまらないので、次発に乗ることにした。

 駅構内の観光案内所で問い合わせたところ、白馬八方温泉の内みみずくの湯が駅から徒歩10分位の所にあることが分かり、行ってみた。駅前から伸びる緩やかな上り坂を道なりに進み、案内に従って左折、右折し到着。

 入浴料は400円、入り口の自動券売機で入浴券を購入する。観光案内所にあったクーポン券を入浴券といっしょに窓口に出すと半額の200円が戻ってくる。

 みみずくの湯は内湯だけだが、大きな窓から白馬の山を望める。湯はつるつるとして肌触りが良い。入浴客は多い。

 湯上がりに冷たい飲み物を購入して、駅に戻りながら飲む。

◎白馬駅 1730→1830 長野駅 長野駅行 松本電気鉄道バス

 白馬発車後の乗客は7人。長野オリンピックに合わせて建設されたと見えるトンネルの多い道路を淡々と長野へ向かう。長野駅には1825頃に到着。

 O氏に電話してからホテルに向かうが見付からず、駅前のコンビニで調べて再び向かう途中でY氏と出会う。ホテルは思ったよりは駅から離れていたが、大きなロビーのある立派な建物。


◎宿泊 長野市 ホリデーインエクスプレス長野 508号室

 チェックインして部屋へ。鍵はカード式。部屋は広い。Y氏から電話が入り、1915にロビー集合とのこと。

 長野駅方向へ歩き、駅前の雑居ビル2階の狐里庵という居酒屋に入る。馬刺など、地物と思われるものを注文。

 食後ゲームセンターやコンビニを回り、2330頃に宿に戻る。O氏の部屋へ行き、携帯電話の充電をさせてもらう。その後自分の部屋に戻り、オリンピックのニュース等を見て寝る。

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