2013年の早春に、東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道経由で会津地方に入り、湯野上温泉で宿泊しました。当時の東武特急は100系スペーシアが主力。また、快速用にボックスシートの6050系が健在でした。
平成25年(2013年)3月20日(水)
◎神武寺 10:26→10:43 上大岡 羽田空港行エアポート急行 1000系8両編成先頭=1088
上大岡のヨドバシカメラでフィルムと電池を購入。最近はデジタルカメラが増えているので、上の階まで行かなければいけないかと思ったが、1階のDPEコーナー近くの売り場にも置かれていて、手近に購入できた。
◎上大岡 10:55→11:24 泉岳寺 泉岳寺行快特 2100系8両編成先頭=2172
上大岡到着時点で既に通路まで立客がいる。上大岡発車時の運転士の喚呼は「1分延」。神奈川新町手前で先行列車接近による減速もあり、泉岳寺到着は3分遅れ。
◎泉岳寺 11:25→11:44 浅草 京成佐倉行 快速 8両編成先頭=3681
泉岳寺では同じホームの反対側への乗り換え。接続列車の遅れの影響で、この列車も3分遅れのまま、浅草まで乗車。都心部に入って少しずつ空いてきた。
地下通路を抜けて東武浅草駅に到着。1階の券売機が混んでいたのでホームのある2階に上がるが、2階には券売機が1台しかない。順番が回ってきて券売機を操作するが、12:00発の列車は販売を終えていた。
12:30発の特急券を購入して、駅構内を散歩。駅ビルの1階には、地元の虎屋の近くに鎌倉の吉兆もある。12:20前に改札を通ると、既に特急列車は入線していた。車内清掃中。改札内に売店が1つある。
◎浅草 12:30→14:09 下今市 きぬ117号 先頭1号車=モハ103-6
浅草駅のホームは急カーブのため、車両とホームの間の隙間が大きい。そのため、乗降口にはタラップが設置されている。
車内は回転クロスシート。テーブルは背面ではなく、肘置と窓側にある。座席を向かい合わせにした時にも使えるようにしたもののようだ。足元にはフットレストがある。車内放送は日本語、英語、中国語、韓国語の4つの言語で自動放送。デッキへの扉上にある小さな電光表示板も同様。
浅草を発車して急カーブで墨田川を渡る。墨田川の堤には、早くも桜が咲いている。すぐに東京スカイツリー(旧業平橋)に停車。その後、北千住まではゆっくりとした速度で進む。北千住を出ると特急らしい速度になる。
3号車にビュッフェカウンターがある。軽食を販売しているが、弁当類はワゴンで回っているワッパ飯のみ。焼きそばを購入。その場でレンジで暖めてくれる。
しばらくするとワゴン販売の弁当が終了したとの放送がある。食事は事前に購入した方が無難だ。途中停車駅のうち、東京スカイツリー、北千住、春日部では、2号車と5号車のみドア扱いをする。特急券確認のためだろう。
この列車には、鉄道ジャーナルの取材が乗車していた。ビュッフェカウンターでも撮影していたが、後で車内販売が回ってきたとき、近くの席の中高年婦人のグループを撮影していた。
新鹿沼の改札には、松尾芭蕉らしき木像が立っている。新鹿沼を過ぎてから、先ほどの取材陣が、近くの席のグループにあいさつと雑誌の案内をしていた。
◎下今市 14:13→14:22 東武日光 東武日光行 2両編成先頭=クハ6257
下今市から単線の急カーブを右に分岐して行くスペーシアを見送ってから発車。2ドアクロスシート。こちらの線は引き続き複線。上今市から東武日光までは駅間距離が長く、およそ6分を要する。人家の少ない林の間を抜け、左側にJR線が近づくと東武日光到着。
この駅は何故か奥へ行くほど線路が左右に広がる扇型の線形で、扇を広げた先に駅舎がある。この列車は扇の要から右に分かれたホームに到着。折り返し列車まで3分しかないので、慌ただしく駅前の写真を撮る。
◎東武日光 14:25→14:33 下今市 下今市行 2両編成先頭=クハ6165
扇の別の辺から発車する下今市行に乗車。こちらは既に各ボックスが埋まっている。たまに緩やかなカーブがあるが、全般的に80km/hくらいまでに速度を抑えている。
◎下今市 14:45→15:13 新藤原 新藤原行 6050系4両編成先頭=クハ6262
6両編成で到着し、前4両が新藤原行、後ろ2両は東武日光行になる。
切離し作業で4分くらい停車してから発車。右方向にゆっくりと分岐して行く。切り通しを過ぎて大桑では上り特急「きぬ」と交換。その後もゆっくりとした速度で進む。鬼怒川を渡るときもゆっくりで、平行する道路橋を、自動車が次々と追い抜いて行った。
曇天の下、推定60km/hに満たない速度で走行。東武ワールドスクエアのゲートを右に見て、鬼怒川温泉。ここでかなりの下車客がある。鬼怒川温泉を出てすぐの左側の側線に、先程浅草から乗車したスペーシアの103番編成が回送表示で整備を受けていた。
鬼怒川温泉の温泉街を左に見下ろしながら更に進むと鬼怒川公園。さらに崖の下を40km/h以下の低速でそろそろと進んで新藤原に到着。
◎新藤原 15:18→15:54 会津高原尾瀬口 会津田島行853
新藤原到着時の案内では15:20発と言っていたが、15:18が正当のようで、踏切が鳴り出してから改札で切符を購入すると、発車を止めてくれた。
東武鉄道からの乗継ぎ客が大半なので、車掌が巡回して切符を確認している。東武鬼怒川線の新藤原まではPasmoやSuicaの範囲だが、野岩鉄道は範囲外なので、別途切符が必要になる。Pasmoなどで乗り越してきた人は野岩鉄道の切符を別途購入して、後日Pasmoエリアの駅で精算が必要になる。車掌が回っている間は、運転士がドア扱いをしている。
湯西川温泉駅は、トンネルの中にホームがあるが、篝火をイメージした照明が赤く光り、平家の落人伝説のある湯西川の雰囲気を出している。
トンネルと鉄橋が続く中で標高を上げ、中三依温泉辺りから、線路脇に残雪が見られるようになる。
会津高原の1駅手前の男鹿高原の駅名表示板の駅所在地は、「栃木県日光市」に修正されている。市町村合併で日光市も随分と広くなった。
◎会津高原尾瀬口 16:23→17:15 湯野上温泉 AIZUマウントエクスプレス号 会津若松行 快速3122D 2両編成先頭=AT-652
雪の残る白い山を背に入線してきた快速用の赤い車両。2ドア転換クロスシート。今年の大河ドラマ「八重の桜」のポスターが、車両の内外に貼ってある。
会津田島までは快速運転でノンストップ。
会津田島では7分停車。野岩鉄道と会津鉄道の境界駅は会津高原尾瀬口で、乗務員控室があったが、会津田島の方が大きな駅で、車庫もある。ここが電化区間と非電化区間の境でもあり、乗務員の交替もここで行われた。駅横にはC11型SLも保存されている。
車内は乗車時から空いていたが、会津田島を出ると更に閑散としてきた。
湯野上温泉で下車。駅員はいなかった。もう1人下車した婦人が、切符を渡し損ねてしまったと言っていて、ちょうど駅向かいの売店のおばさんが、ここでは車掌に渡すようになっていると言っていた。
およそ15年ぶりに下車した湯野上温泉駅は、以前と同じ茅葺き屋根の駅舎で、内部には囲炉裏がある。駅の横には足湯が新設されていた。小さな更衣室もある。
駅前には前回宿泊した山田旅館があるが、現在は旅館の営業は行っていない模様。今回予約した清水屋旅館は、塔のへつり方面に10分くらい歩いたところにある。旅館の少し手前にセブンイレブンがあり、ここで飲み物を少し仕入れた。
宿に到着してチェックイン。下の階のトイレ付の部屋に通される。窓の外には線路がすぐ近く。石油ファンヒーターとコタツがある。
夕食は18時半からで、30分あまりあるが、すぐに風呂には行かず、とりあえず休憩することにした。18時半から別室で夕食。他の利用客は、熟年夫婦1組と、男性1人。21時半から内風呂。22時近くに部屋に戻って、ニュースを見る。韓国で銀行や放送局に対する大規模なサイバー攻撃があったことが報じられている。
そのまま暫く休んで、24時近くなってから露天風呂へ。他に誰もいない。雨が降っているが、屋根のある範囲なので影響ない。
