長崎訪問2日目。諫早のホテルから長崎へは長崎本線の旧線(長与経由)でのんびりと移動しました。昭和47年(1972年)に開通した新線は昭和51年(1976年)に電化して西九州新幹線開業の令和4年(2022年)以降に電化廃止となる動きがありましたが、旧線は電化されずに訪問当時からローカル線の雰囲気でした。
1日目へ平成23年(2011年)8月8日(月)
ホテル客室の窓からは諫早駅を見渡せる。JRや島原鉄道の列車を見ることができた。
◎諫早 8:20→9:03 浦上 長崎行(長与経由)229D 200系2両編成ワンマン先頭=キハ200-12
シーサイドライナー用の青い車体で、3つドア転換クロスシート。特急かもめを見送った後に2番線から発車。車内は満席で立ち客も多い。
諫早を出ると複線区間だが上下線が一旦大きく離れて、西諫早手前で合流する。新旧線の分岐駅である喜々津も無人駅。喜々津を出てすぐに新旧線がそれぞれ単線で分岐する。
長与経由の旧線は非電化。急曲線も多い。間もなく、苔むした石造りのトンネルの合間に静かな入り江が右手に続くようになる。
東園と大草の間では数人の保線作業員が出ていた。大草で上り喜々津行と行き違い。駅構内の線路の一部は、現に使っているにも関わらず夏草に埋もれかけている。先ほどの保線作業は除草だろうか。
本川内は、スイッチバックの跡が残る。最近まで使用していたのか、棒線化したにも関わらず信号がある。駅舎から現在のホームまでの通路がスイッチバック線を分断しているが、その通路や、分断したスイッチバック線の行き止まり標識が新しく見えた。
長与からの乗客多数、ドア付近も混雑する。ここまで来ると長崎への通勤圏。旧線の列車の一部が長崎・長与の折り返しとなっているのもうなずける。
建物が増えてきて、道ノ尾は駅員が見えた。横から見る瓦葺きの大きな平屋建の駅舎は由緒ありそうだ。
西浦上を出て新線が合流。しばらくは高架線上を単線並列で走行。高架を下りて浦上駅直前のシーサスクロッシングで上下線に再編して浦上到着。浦上駅は対面ホームの2面2線。上下線の間に、かつては中線が2本くらいあったと思われる空間が広がる。
浦上駅近くの県総合福祉センターで行われた分科会に参加。この分科会は「パネル討論:核兵器・原発とエネルギー問題」で、福島第一原子力発電所の事故を受けて関心が集まるテーマのため、椅子を追加する程の大入りだった。浦上駅近くには国鉄原爆死没者慰霊碑がある。
◎浦上 15:19→15:22 長崎 かもめ93号 長崎行特急9023M 787系8両編成6号車=サハ787-106
15:21の普通列車が遅れて、代わりに15:23頃に入って来た特急に飛び乗る。周遊きっぷの便利なところだ。1駅だけだがしばし涼む。
◎長崎駅前 15:37→ 蛍茶屋 蛍茶屋行3系統 1203単行
長崎駅前では混んでいたが、公会堂前で多数下車。ここで左折、通りを進み、諏訪神社前で右折して蛍茶屋に向かう。
蛍茶屋電停から道路を渡ったところにある小さなビルの2階にある電車営業所で記念きっぷを購入。
◎蛍茶屋 15:58→ 公会堂前 4系統 309単行
(編注・「公会堂前」は平成30年(2018年)に「市民会館」、令和5年(2023年)に「市役所」に改称)
外観は古めかしく、釣りかけ駆動だが、床面は一新されている。少し進むと満席になった。
「自治体職員の集い」の後、神奈川からのメンバーの懇親会に出席。
◎公会堂前 22:22→22:25 長崎駅前 赤迫行3系統 1702単行
定刻に来て発車した。外観や内装は新しいが釣りかけ駆動。夜間のため交通量が少なく、順調に長崎駅に着いた。
◎長崎 22:30→22:48 諫早 かもめ202号 諫早行特急2092M 885系6両編成3号車=サハ885-103
白いかもめで運行。時刻表では全車自由席との表示で、一番後ろのグリーン車の扱いが気になったが、ホームから見ると「グリーン車/指定席」の表示。発車後の案内放送では、グリーン車の利用はできないとのこと。グリーン開放ではなかった。
3号車のデッキにはミニ売店のような設備があり、冷蔵棚に飲料がある。客室乗務員がいる時だけ営業しているのだろうか。
車内はガラガラに空いている。通勤客がもっと乗っていると思ったが、週明けのせいだろうか。
浦上を出ると間もなく長いトンネルに入る。その中で検札が回って来た。がら空きなので検札が回るのも早い。
終点の諫早に到着し、コンビニに寄りながら宿に戻る。今夜は展望浴場が開いているが、23:30までなので手早く入る。23:30を回るとホテルの人が機械を止めに来ていたが、その後も若干の入浴客がいた。