2011年09月 南九州 4-5日目 - 肥薩線矢岳越え、くま川鉄道

 霧島温泉郷を後にして、肥薩線で日本三大車窓の一つである矢岳越えを展望。人吉から、くま川鉄道に往復乗車して、乗務員・駅員の計らいで通票その他いろいろ見せてもらいました。熊本からは新幹線とサンライズを乗り継いで帰宅しました。

肥薩線・くま川鉄道は、2020年の豪雨災害で大きな被害を受けています。くま川鉄道は2026年9月20日に全線運転再開予定となりましたが、肥薩線の八代・人吉間は2033年の復旧を想定して2026年4月に復旧工事所が設置されたばかりで、人吉・吉松間に至ってはこの記事の公開(2026年9月5日)時点で復旧の方向性すら決まっていません。スイッチバックの真幸駅、日本三大車窓の1つである矢岳越え、ループ線上のスイッチバックがある大畑駅など魅力満載の区間に再び乗車できることを願っています。


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平成23年(2011年)9月13日(火)

6時半ごろ入浴。横浜から来たという人と少し話をする。部屋に戻って7時を少し回ってから朝食。バイキングのメニューも豊富だし、部屋も広い。朝食会場から霧島の麓の方まで見渡せる。朝食後、食休みを兼ねてロビーに寄る。フロント近くに貼り出されている時刻表で、バスの時刻を確認。ついでにロビーにある新聞を眺めていたところ、JR九州が2012年度か2013年度にJR化後初めて単年度黒字になる見通しとの記事があった。

部屋に戻り、8:20頃から最後の入浴。この時間になるとだいぶ空いてくる。9時から11時まで清掃時間ということで9時近くに脱衣室に戻るが、入れ違いで入浴する父娘連れがいた。ホテルの各所にアンケートがあったので、部屋に戻ってから持ち帰り、涼みながら記載する。そうこうしているうちに9時半近くになった。チェックアウトしてから土産物を選ぶ。購入している間に、送迎車の準備ができて呼び出しがあった。


◎ホテル送迎車 鹿児島300た6866 

他に女性1人の客が乗っていた。ホテルの人の案内では、霧島神宮方面と霧島温泉駅行きと同時刻なのでご注意をとのこと。もう1人の客は霧島神宮駅へ行くそうだ。山道を3分ほどでバス停に到着。


◎硫黄谷 9:58→10:28 霧島温泉駅 霧島温泉駅行 いわさきバス 鹿児島22き・425

神宮駅経由国分駅行が10:01頃来て、その後で霧島温泉駅行が5分遅れで来た。偶然にも昨日霧島神宮駅から乗ったバスと同じ車両だ。丸尾から高千穂小学校までの短区間利用が1名。

車内放送では時折、いわさきバスネットワークを含むバス時刻表が検索できる「九州のバス時刻表」サイトの案内をしている。その代わりか、いわさきグループは自前のHPで路線バスの時刻表は掲載していない。

丸尾まで来ると、霧島神宮方面への道と別れるので、来る時に見た丸尾の滝は、このルートからは見えない。だんだんと高度を下げ、乗客1名で霧島温泉駅に到着。駅正面にはコンビニ(ヤマザキデイリーショップ)がある。駅前ロータリーに霧島西口郵便局と駐在所がある。

駅構内には喫茶室がある。駅の改札は石造り。薩摩地方では石造りの浴槽も使われるということだが、改札ラッチにもその傾向があるのか。改札外にプランターの花が並び、地元ロータリークラブの人が水やりをしている。


◎霧島温泉 10:38→11:08 吉松 はやとの風2号 吉松行特急7022D キハ147系2両編成先頭2号車=キハ147-1045

霧島温泉で5分停車の間に検札。ホームにはスタンプもあり、皆、車外で過ごしている。

大隅横川でも5分停車。駅前に動輪や、駅舎の登録有形文化財指定を記念して100年杉で作られた記念碑がある。大隅横川を出ると勾配を上る。車内は空いていて静か。

吉松にはすぐに到着。下車してからクリアファイル購入。吉松の改札を一旦出て、オレンジカード(いさぶろう・しんぺいのデザインと、はやとの風のデザインの2種類)を購入。


◎吉松 11:49→13:03 人吉 しんぺい2号 人吉行1254D 2両編成先頭2号車=キハ47-9082

吉松駅のホームでは、売店のおじさんが時折ホームを回って、弁当やまんじゅう、お茶の立ち売りをしている。湧水まんじゅう5個入り300円とお茶を購入することにし、珍しい立ち売りの光景を撮影するため、セルフタイマーをセットした上で、窓から購入することに。最初は、まんじゅうを売店まで取りに戻ってしまったので失敗。持って来たタイミングで改めてセルフタイマーをセットして撮影。とりあえずまんじゅうを昼食代わりにする。

はやとの風と異なり普通列車扱いのいさぶろう・しんぺいは、ボックス席。背もたれのクッションは低く、その上は木の柵のようなデザイン。

運転室後ろの壁にはモニター画面があり、主に前面展望を放映。スイッチバックで走る向きが変わるときも、現に走行している方向の展望が流れる。ワンマン扱いで停車駅の案内は自動放送。ドア扱いは運転士で、客室乗務員が観光案内や検札・車内販売をする。

吉松から勾配を上がり、4番目のトンネルにあたる山神第2トンネルを出て右側に復員軍人殉難碑がある。車内放送でも案内があり、トンネル通過時に黙礼で追悼。


次の真幸には、ホームに幸福の鐘があり、鳴らすといいらしい。多くの乗客が、記念撮影の合間に鳴らしている。自分も、駅の風景を撮影してから鳴らしてみた。真幸を発車するとスイッチバック。運転士は、後ろを見てのバックではなく、走る方向に席を移動して運転している。


列車は次第に高度を上げて、三大車窓のポイントで観光停車。晴れているので遠く桜島まで見渡せる。今年の始めに噴火してニュースになっていた新燃岳は、韓国岳の影になっているようで、見えない。ここでは窓を開けて撮影。



ここを過ぎると、肥薩線で一番長い矢岳第一トンネル。この出入口には、建設当時の逓信大臣山縣伊三郎と鉄道員総裁後藤新平が揮毫した石額が掲げられていて、トンネル走行中は、その案内がモニターに流れていた。第一矢岳トンネルを抜けると矢岳に10分ほど。木造の趣のある駅舎。人吉市SL展示館が隣接していて、乗客は一斉に降り立って見学できる。



大畑ループを見下ろす位置は2両編成全体から見下ろすには狭いということで、わざわざ1両分ずらして、2回に分けて停車してくれる念の入りよう。

大畑では停車時間が3分。駅舎内に名刺を貼ると出世すると言われ、たくさんの名刺が貼ってあった。以前駅のベンチで記念撮影したことがあったので、同じ場所で撮ろうと思っていたが、混んでいて時間も無いのでできなかった。他の観光停車駅と比べて観光スポットが少ないのかも知れないが、大畑での停車時間はもう少し欲しかった。大畑をスイッチバックで発車すると、ループ線を下り、人吉に着く。

人吉駅裏には日本で唯一石造りの機関庫が残っていて、八代方に数百メートル歩くが、外から見物。



くま川鉄道の跨線橋からホームに出る。くま川鉄道の人吉温泉駅は、JRの人吉駅に隣接している。ホームには券売機と事務室がある。事務室の窓口では定期券等を扱っているが、1日乗車券は券売機のみでの取り扱い。

駅事務室の奥には通票閉塞器が置かれている。くま川鉄道は九州で唯一通票閉塞が残る。湯前方の出発信号機には「票」の札が付いている。これは、信号現示とともに通票の携行が必要であることを示している。人吉温泉には、くま川鉄道の車庫もある。一般型の車両のほかに、観光列車「KUMA」も留置されている。「KUMA」は、土日祝日は決まった列車に充当されるが、平日はどれに当たるか分からない。

KUMA編成の方からエンジン音が聞こえてくるので、これが来るのかと思っていたら、湯前方から一般型の単行列車が入って来た。その一方で、KUMA編成のうちKUMA-2が一旦湯前方に引き上げてからホームに入線し、一般型単行に連結して2両編成になった。


◎人吉温泉 13:38→14:22 湯前 湯前行15D  KT-100系2両編成先頭=KT-103(KUMA-2)


先頭車両は観光車両KUMA-2。車両の中央部にはボックス席が左右に3つずつ、車端部にはロングシートが配置されている。ボックスの位置は左右で1ボックスずつ前後にずらして配置されているので、ロングシートの一部はボックスの方を向くようになっている。この配列は、後ろに連結されている一般型のKT-102と同じだが、KUMA-2のボックスとロングの境の背もたれの上に高い目隠し板がある。また、ロングシートの座席クッションは1席ずつ別れ、その背もたれは木の柵のような形。

通学生は皆、一般型に乗車し、それ以外の客はKUMAに乗っている。あさぎりで通票交換を撮影。あさぎりで交換した上り14Dは、転換クロスシートの車両だった。

前方に乗っていた客が下車すると、運転士が右側のカーテンを閉めて回っていた。冷房の効きが悪いとぼやく。右側より左側の方が景色が良いという。

車両の半ばのボックス席にいたが、運転士から声をかけられ、前の方に招かれた。車掌ともども前方に見える山を説明してくれたり、清流のあるところで停車して案内。

ついでに、後ろの車両がオーバーヒートして困るとか、月給が15万の手取り13万で民鉄一安いといった話もする。駅近くにある食堂の案内もある。


湯前に到着。折り返しまで1時間あまりあり、運転士と車掌はホームの軒下で昼休みのようだ。湯前の駅舎は古い木造。駅事務室がある。多客時の乗り降りのためか、ホームは2面1線。駅舎と反対側のホームはウッドデッキで、実用に供しているのかは不明。駅を出て右手には観光物産館がある。駅横の駐輪場の屋根は太陽光パネルになっている。九州グリーン電力基金からの助成を受けて設置された30kWシステムとのことで、電光表示の案内板では、現在の日射量や発電量、蛍光灯換算値を表示している。現在は17kW余りで発電中。隣接する物産館には、この発電システムの紹介パンフレットが置かれていた。そういえば、これまで回ってきた南九州の各地で、太陽光パネルを設置している家が神奈川よりも多かったように感じていた。

駅正面の道を20mくらい進んで左側にある、乗務員が紹介してくれた食堂に入る。ざる蕎麦とミニ鰻団のセットを注文。味は普通で、やや小振りか。観光物産館を少し見てから駅に戻り、記念切符を購入。


◎湯前 15:31→16:16 人吉温泉 人吉温泉行16D  同編成先頭=KT-102

列車に戻り、一般型の先頭車に乗車。多良木駅近くに14系寝台客車を転用した宿泊施設「ブルートレインたらぎ」が見える。

帰りの列車でも、運転士は色々と話しかけてくる。国鉄から移って来た時より給与が下がり、JRにいる人の1/3だということも話していた。

あさぎりでは、車掌に案内されて、駅事務室で通票閉塞器の写真を撮らせてくれた。現在、あさぎりと湯前の間はスタフ閉塞なので、湯前方にある閉塞器は現在使用していないとのこと。


あさぎりから下校する高校生が増える。運転士がタブレットキャリアから通票を取り出して、触らせてくれる。九州の通票には閉塞区間の両端の駅名が刻印されている。この通票は「人吉・免田」と刻印されていて、平成21年(2009年)に「人吉」は「人吉温泉」に、「免田」は「あさぎり」に改称されたが、通票は改鋳されずに使われている。

球磨川を渡る地点では一時停車。その他にも色々なことをして、往路にも増してサービス精神旺盛。前方に乗っている女子高生にも、あそこに河童がいるなどと指を差す。


サービス精神旺盛なのは良いが、運転士がこちらを見て話しかけているときなど、心配して前方注視してしまう。それでも定刻から大きく外れることはなく、停止位置も正確。徐行予告標識を通ってもこちらを向いたままなので声をかけてもそれには応えず、しかし緩勾配で自然に速度が落ちてちょうど徐行標識の辺りで規定の速度まで下がった。

ハラハラしつつも面白い行程も、終点の人吉温泉に到着。運転士と車掌に礼を述べて下車。

人吉駅の券売機で熊本までの自由席特急券を購入。しばらく待合室にいるが、乗客が改札を通り始めたことを見て入場。 


◎人吉 16:48→18:16 熊本 九州横断特急8号 別府行 特急1078D  キハ185系2両編成先頭2号車=キハ185-1001

2両編成のうち、自由席は先頭車だった。キハ185系は前部客室とデッキの間が窓になっていて、前面を展望できる。発車までまだ間があり、最前部の席を確保した。

発車前の16:40頃には、客室乗務員が検札に回っていた。この列車は、運転上はワンマンの扱いで、次駅案内やドア扱いは運転士が行う。客室乗務員は検札と車内販売を担当している。車内はガラガラに空いているようだ。先頭車両の乗客は10名程度か。少し走ると、球磨川を右に見ながら勾配を下る。球磨川も一部は急流だが、流れの静かなところもある。水が澄んでいるので、水面に山がきれいに映っている。

客室乗務員が回ってきて、記念乗車証を配布してくれた。各列車で配布しているが、記念として手頃。さらに、新八代を出てから、キャンディの配布もあった。朝の新聞でJR九州の黒字化見通しを読んだが、このような、ソフト面の細やかなサービスが、集客向上に一役買っているのかも知れない。

町並みが近づいて、八代に到着。ここから鹿児島本線。客室乗務員がゴミの回収に回っていた。

熊本駅の白川口駅舎は新幹線開通前と同じようだが、駅前広場は整備されたようだ。駅舎を出てから、市電乗り場まで、大きな屋根がつながっている。自由通路を使って新幹線口に回る。駅舎を入ったところに、JR九州とソフトバンクが設置した街頭テレビがあり、野球中継を放送している。その周囲でソフトバンクホークスのシャツを着て旗を持った人が数人で、通行人に応援を呼びかけている。

駅前は屋根伝いのバス乗り場などが整備され、阿蘇の天然水が飲める水飲み場などもある。駅周辺はまだ静かで、民家が立ち並ぶ。駅ビル"Friesta Kumamoto"は、新幹線口にも3階建のショッピングセンターを構成している。

白川口の売店で土産物を追加購入してから、新幹線改札を通る。残暑が厳しく、新幹線ホーム上は蒸し暑い。ホーム上の待合室は冷房が若干効いているので、一時避難。


◎熊本 19:11→21:57 岡山 さくら580号 新大阪行新幹線580A N700系(JR-W)8両編成6号車=766-7006 指定席3A(後方右窓側)

発車直後に通路を通り過ぎた客室乗務員は、先程の「九州横断特急」と同じ人だった。先方も気づいたようだが。新幹線と在来線の乗務を兼ねることがあるとは知らなかった。

この「さくら」は、JR西日本の車両。車内放送前のチャイムも、山陽新幹線と同様に「いい日旅立ち西へ」のフレーズが九州新幹線の区間でも流れる。6号車は前半室がグリーン席、後ろの半室が普通車指定席。2C・D席の上にはAEDが設置されている。そのため、この位置だけは頭上の棚のスペースが小さい。その他、客室の設備は往路と変わらないと思うが、デッキは通常の広さで、洗面所は壁での仕切りだった。座席のひじ置きは可動。

外はすっかり日が暮れて、特に防音壁が高い位置では街の明かりも見えず、トンネル内とあまり変わらない。ただ、満月だけは防音壁の上に出ており、右側の車窓を照らしている。

件の客室乗務員からは、九州横断特急で丁寧なサービスを受けたのに売上には貢献できなかったので、次に回って来たときに弁当でも買うかと思ったが、別の車両の担当らしく、この車両では他の人が販売していた。新鳥栖発車後にゴミの回収に来ていたのは当該乗務員だったが、売物は持っていなかった。

博多で西日本の乗務員に交代。窓からホームを覗くと、発車にあたって3人の客室乗務員が並んで一礼していた。

しばらく旅日記を整理して、新山口を出てから車内販売で弁当を購入。奈良の柿の葉すしだった。九州とは関係なかったが、西日本の車内販売という意味では関係あったか。

九州新幹線もそうだが、山陽新幹線もトンネルが多い。右手には相変わらず満月が輝く。列車の進行方向は九州新幹線の区間では北、山陽新幹線に入ってからは概ね東を向いているが、月は引き続き右または右前方にある。列車が進むに連れて月が東から南に移動しつつあるからか。車内の混み具合は熊本発車時とあまり変わらず、3割程度に見える。



岡山駅の新幹線コンコースには、柱に展示ケースが5カ所設けられ、エキナカミュージアムとしている。現在は、備前焼の作品が展示されている。コンコース内の売店は営業を終えている。乗換改札を通り、在来線コンコースの売店で翌朝の軽食を購入。程なくサンライズ瀬戸の入線時刻になる。


◎岡山 22:33→翌7:08 東京 サンライズ瀬戸 東京行寝台特急5032M  285系14両編成先頭14号車=クハネ285-3003(シングル階下4番個室)

 14号車は長いホームの一番前。後から入るサンライズ出雲との連結を眺めるのは止めて、早々に個室に入る。

岡山を定時に発車。自室で扉を閉めずにしばらく待ち、22:51頃に車掌が来て検札を受ける。また、シャワーカードを購入。

22:55から、お休み前の最終放送。朝の放送は横浜到着の20分前からとのこと。姫路を出てから身支度をまとめ、10号車のシャワールームへ行く。途中で通った個室やノビノビ座席には、この時点でまだ未利用箇所があった。幸い、シャワー室は空いていたのですぐに利用できた。狭い脱衣室で服を脱いで、シャワーカードを脱衣室の読取機に通して利用。お湯の出る時間は全部で6分間なので、普段ならば流しっぱなしのところ、小まめに止めて使う。終わったら着替えてシャワー室洗浄ボタンを押して終了。在室は大体20分くらいか。次に待っている人がいたので、あいさつして出て部屋に戻る。

列車は三ノ宮に停車した後、大屋根が付いてリニューアルされた大阪に停車。まだ列車の発着がある中、ホームの端の方では工事の準備をしている一団がある。大阪を定刻に発着し、この次の客扱いの停車は4:38着の静岡まで無い。1:01に京都をゆっくり通過。旅日記はまだまとまっていないところもあるが、とりあえず寝ることにする。


平成23年(2011年)9月14日(水)

静岡停車時に気付き、発車時に時計を見ると4:41。定時または1分遅れくらい。先頭車両なので時折警笛が聞こえる。サンダーバードと同じ音。

熱海を定刻に発着したころには、夜が明けている。カーテンを開けていると、長いトンネルの間に現れる海上から、朝日が直接差し込む。晴れて、初島も一瞬見えた。

もう少し寝て、横浜到着20分前の放送の後で起き上がり、朝食。横浜を定時発車。通勤通学時間帯で、ホームは混んでいる。着替えて荷物をまとめてから歯磨きをする頃には、京急線がオーバークロスするのを見て、品川を通過した。定刻に東京到着。

乗務員以外に駅員も何人か出て車内巡回を始めた。寝過ごし客を早期に発見して回送折り返し時間のロスを防ぐためだろうか。ホームに出ると、列車の行先表示は既に「回送」になっていた。

同じホームの向かい側には、185系12両編成の伊東行普通列車が止まっている。発車まで数分ある時点で、8割程度の席が埋まっているようだ。ホームから丸ノ内駅舎を見ると、南北のドームが見えている。丸ノ内地下改札を出て、複数団体の修学旅行生で賑わう地下広場を通り抜けて、丸ビルから表に出て丸ノ内駅舎を眺める。まだほとんどが工事用のシートに囲まれていて、僅かにドームの頭だけが外から見える。


◎東京 8:03→9:10 東逗子 久里浜行647S  E217系15→11両編成4号車=サロE216-22

東京から乗った時は大変な混雑で、何とか通路側に席を確保できたくらいだったが、品川までにほとんどが下車してがら空きになった。西大井の手前で信号待ちがあって2分近い遅れが出たが、いつの間にか定刻に戻ったようだ。

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