この日は芦原温泉を出て、えちぜん鉄道で三国港まで往復。その後、富山に移動して、2009年に開通した環状線に初乗車してから地鉄立山線で立山へ。ここから立山黒部アルペンルートも入って、みくりが池温泉で宿泊しました。
平成24年(2012年)9月24日(月)
7時前に起床して、風呂へ行く。式部の湯。ゆっくりと荷造りをしてチェックアウト。えちぜん鉄道の割引証を提示して、1,000円割引はキャッシュバックだった。
◎あわら湯のまち 8:05→8:14 三国港 三国港行 725M 6103単行ワンマン
通学の高校生で車内は満員になる。しかし、三国で全員下車して、最後の1駅は貸切状態だった。
三国港駅には窓口があり、スタンプも窓口内にあるようだが、現在は閉鎖されている。時間によってスタッフが配置されるのだろう。
◎三国港 8:21→9:10 福井 福井行820M 6103単行ワンマン
同じ車両で折り返し。沿線では稲刈りが概ね終わっているようだ。その一方で、何か青々としたものが一部植えられている。麦にしては早いようだが、何だろうか。
反対列車行き違いのとき、乗降が終わった時点で扉を閉め、信号が変わったらすぐ発車している。あわら湯のまちでは、下り列車遅れのため、2分延発。この際は行き違い待ちの間に追加の乗客がいたので、再度ドア扱いをしていた。
車内はだんだんと混んできた。車内には、「えちてつサポーターズクラブ」会員募集中として、加盟店を紹介するポスターが数多く掲示されている。定期券所有者は年会費無料という。
福井口から、アテンダントが乗車した。昨日と同じ人のようだ。無人駅からの乗客に予め切符を販売している。
えちぜん鉄道の福井駅は、JR福井駅の南側にある。南口のJR駅前には、新幹線の高架軌道が途中までできている。
高架下のコンコースの券売機で富山までの自由席特急券を購入してから少し散策。福井駅北口にはタクシー溜りがあるが、昨日乗った福井鉄道の電停はすぐには見当たらない。福井鉄道の電停は、駅正面ではなく、少し左側の商店街にある。次の電車までは時間があるので、JR駅に戻った。駅の土産物店街で、車内で食べる菓子として羽二重巻を1つ購入してから、有人改札を通って高架ホームに上がる。
◎福井 9:37→11:06 富山 サンダーバード3号 富山行特急4003M 683系9両編成6号車=サハ683-4706
自由席の6号車に乗る。幸い、左側の2人掛席を確保した。芦原温泉の手前で減速。その際、前を走っている列車が遅れているため減速している旨をすぐ車内放送していた。減速とは言っても一時的で、芦原温泉は1分遅れで発車した。車内販売でお茶を購入。この列車の車内販売は金沢まで。
金沢で5分停車。車掌も交代したようだ。その間にホームの駅弁屋を覗くが、思ったより種類が少なく、気に入ったものが無かったので見送る。金沢の発車音は琴の音色。
2014年に金沢まで開業予定の北陸新幹線は工事が進んでいて、金沢駅を出て右手に高架軌道ができている。架線柱も建っているが、さすがにトロリー線はまだ張られていない。
今朝は雨が降っていなかったが、高岡近くで黒い雲が出てきた。
高岡から発車して行った氷見線の小豆色のキハ40には、100周年のヘッドマークが掲げられていた。
◎富山駅前 11:20→ 富山駅前 環状線 連接車先頭=9003A
黒い車体の連接車。乗車直前から雨が降り始め、にわかに強くなった。
ここを出ると、南富山からの既存線と合流。雨は止んだようだ。
降りてから様子を見ていると、環状線の車両は白いのもあった。
富山駅は工事中で、土産物は駅前のプレハブに名店街がある。職場などへの土産として「アルプス一万尺」等を購入した。また、1口サイズのます寿司と、白えび天ぷらを買い、昼食用とする。土産物を購入して地鉄の駅に向かうところで、また雨の気配。駅にいるうちに本格的に降り始めた。
◎電鉄富山 12:26→13:26 立山 (寺田経由)立山行323 14700系2両編成ワンマン先頭=14768
最近、西武鉄道の元レッドアロー号の車両を導入した地鉄だが、この車両は地鉄オリジナルで、1980年ローレル賞のプレートが付いている。
車内は半分以上の席が埋まる。2ドア転換クロスシート。ワンマン対応で、運賃電光表示があるが、地鉄がICカードを採用しているので、整理券発行機にICカードリーダーが付属している。
電鉄富山を出ると、次の稲荷町で列車行き違い待ち。この駅の脇には車庫がある。
寺田は、駅構内で宇奈月方面と立山方面が分岐していて、線形が鶴見線の浅野駅と少し似ている。
雨は止み、雲に切れ目が見える。前方の山には、まだ厚い雲が掛かっている。
五百石を出て、車内は空いてきた。斜め前の人が弁当を開けたので、こちらも昼食とする。富山で買ったます寿司と白えび天ぷら。酒のつまみのように見えなくもない。
岩峅寺辺りで食べ終え、間もなく列車は山間部に入った。元々速度はあまり高くないが、カーブと勾配がきつくなり、徐行しているような速度。
特に千垣と有峰口の間で特に速度を落としていると思ったら、常願寺川の鉄橋の上で、ほとんど停車するような速度になる。鉄橋からの観光用の徐行だったようだ。
本宮を出て立山までの最後の1駅区間は距離も長く速度も遅いため、10分くらいかかる。
立山で地鉄の駅を撮影してから、立山黒部貫光の窓口で、扇沢までの切符を購入。扇沢まで1枚のきっぷで、バーコードが付いている。発売日共5日間有効で、この間は、途中の駅で宿泊して次の日に続きに乗ることも可能とのこと。
切符購入時、立山から美女平までのケーブルカーのみ、乗車時刻が指定される。あえて、すぐの便ではなく次の便にしたので、それまでの間に、立山砂防の駅まで散歩。この時間は列車の発着が無いと見えて、ひっそりとしている。
立山駅では、立山黒部アルペンルート沿線の気温などの情報を表示している。10℃足らずの地点もあるようなので、立山の売店で手袋を購入した。
◎立山 14:10→14:17 美女平 美女平行 ケーブルカー141便 1号車(貨車連結)
下りてきたケーブルカーには団体客が乗っていたが、この便は10人弱。貨車を連結している。ケーブルカーに連結している貨車としては日本最大級で、かつてはダム建設、その後は施設改修や宿泊施設の日用品輸送に活用しているという。最大勾配は29度。
立山を発車してすぐ、立山砂防の軌道が間近に見えた。
美女平では、駅周辺を散歩。とは言っても余り遠くまでは行かず、杉林の散歩道の入口まで行って戻る。この辺りは美女杉と呼ばれる大きな杉が幾つか生えている。
◎美女平 14:40→15:30 室堂 室堂行 バス(立山黒部貫光) 富山230あ・・・9
改札時、室堂までの乗車かどうか確認され、室堂までと答えると、2台並んでいるバスのうち前の車両へ案内される。弥陀が原で途中下車する客と分けているのだろうか。改札では係員が切符のバーコードを読取機にかけている。(以降の乗り継ぎ時も同様)乗車人数のカウントや、途中下車の確認に活用しているようだ。
ケーブルカーからの接続の関係か、発車時刻になってからたくさん乗車してくる。駅係員から運転手に、23名と報告。3分遅れで発車。標高1000mの美女平から2500mの室堂まで50分かけて上る。
称名滝を見下ろす滝見台に一時停車。滝は雲がかかっていて隠れている。
標高1400mを超え、道路上にも霧が出てきた。美女平の杉林がブナの原生林を経て、低木中心になってきた。弥陀ケ原の少し手前に有料道路の料金所。一般車の通行がない道路で有料道路というのは奇異に感じるが、無人の料金所にある機械に運転士が通行券を投入していた。15:15に弥陀ケ原発車。ここでかなりの乗降があった。その間、後ろの車両は停車せずに先行して行った。弥陀ケ原から再乗車する場合は予約が必要との案内がある。
春先は高さ7mの雪の壁ができるという大谷を過ぎてすぐに室堂に到着。室堂駅構内の売店などを見てから、3階に上がる。バスターミナルのある1階は乗降専用で、ここから徒歩では出られないようになっている。
宿から留守電が入っていたので返電。予約の確認と、夕食を17:30からと19:00からのどちらにするか聞かれる。室堂に着いたことと、19:00希望を伝えた。
持参した上着を着て、みくりが池を見下ろしながら歩道をゆっくりとみくりが池温泉に向かう。途中、大谷に寄ろうと思ったが、水たまりになっている箇所があり、引き返した。
名も知らぬ高山植物を撮影し、這松の群生を眺めながら進むと、鳥が飛んでいるのが見える。雷鳥かも知れず、望遠で撮影した。やがて、みくりが池温泉に到着。ここから地獄谷に下りる歩道もあるが、有毒ガス発生のため通行禁止になっている。代わりの歩道を整備するための工事が行われているようだ。
宿にチェックインする。8人相部屋の231号室。カーテンで区切られたカーペットが2段になっている。部屋は決められているが、その中で空いた区画を適宜利用することになる。下段の真ん中あたりに入った。
荷物を置いて、暗くならないうちに周囲を散歩。しかし、霧が出てきたので、引き上げる。夕食まで2時間近くあるので、宿の喫茶室で、ぜんざいを食べた。
さらに暖まるため、温泉に入る。脱衣室・浴室は大して広くないが、日本一標高の高い温泉宿だ。浴室から夕日が見える。ただし、雲の切れ目からの眺めになる。風呂から上がって少し休むと夕食の時刻。ここの夕食は17:30と19:00の2回に分かれ、19:00の回にしていた。夕食の準備ができたとの案内放送があり、1階のレストランに下りる。入口で部屋番号と名前を言うと席に案内される。ご飯と味噌汁はセルフサービス。量は適度。
夕食後、喫茶室の窓から外を見ると、遠方に町の明かりが見える。富山平野とのこと。外に出て撮影。
