2010年05月 秩父

 秩父鉄道の三峰口、白久、御花畑などでパレオエクスプレスなどの列車撮影をしました。


平成22年(2010年)5月4日(祝)

◎神武寺 754→759 金沢八景 京急川崎行 600系4両編成先頭=654-4

 車内はほぼ満席。若干の空席もあるが、立客もいる。この先の混雑が見込まれるためか、補助席は使用停止になっている。


◎金沢八景 800→908 押上 青砥行 特急 800系8両編成先頭=604-8

 休日でも朝の時間帯は特急の運転が残っている。先程と同じ600系だが、運転席後ろを除いてロングシートに改造されている。混んでいるので、先頭扉付近に立ち、前方を眺めながら行く。

 金沢八景を出てすぐの左側にある東急車輛には、JRのE259系(成田エクスプレス)が見える。昨年10月にE259系が登場してから、253系との置き換えが進んでいる。

 金沢文庫では後ろに空車を4両(川崎まで)増結。増結の際の停車時間は1分40秒だった。運転指令の無線が入るが、特段の遅れの情報も無く平常運転との内容。

 京急川崎での切り離し時の停車時間は1分程度。六郷土手を通過してすぐに一旦徐行。高架線へ上がるスロープがすぐ近くまでできている。途中、短区間だけ高架に上がるが、すぐ下りて京急蒲田はまだ地上。頭上では引き続き高架工事が行われていて、晴天でも日陰で薄暗い。徐行や制限区間に近づくと、ATSのベル2打の音が聞こえる。京急では昨年頃にATSが新システムになり、信号だけでなく制限区間の手前でも速度照査を行うようになった。また、従来はランプ表示で信号による制限を示して、速度超過をすると非常ブレーキがかかる仕組だったようだが、新システムでは速度パターン照査でパターンに達する時にベル2打で知らせてブレーキをかける、JRのATS-Pと似たシステムのようだ。

 平和島からは、従来からの高架線に入る。青物横丁では、ホーム端の線路上に赤色灯が点滅している。現在は特急の運転時間帯が限られ、快特と間違えて通過するのを防ぐためのようだ。品川を過ぎても引き続き混んでいる。

 泉岳寺で都営地下鉄の運転士と交代。地下鉄区間に入ると車内は空いてきた。押上到着時に出発停止信号に近づきATSベル2打。ATSのシステム切替は都営浅草線も同時に行われたようだ。

 現在建設工事中の東京スカイツリーは、完成前から観光名所になっている。改札前にはスカイツリー方面への出口案内が掲示されている。

 出口を上がってすぐのスカイツリー周辺は工事用の柵で囲われているが、その周りで記念撮影をする人は多い。少し北千住寄りの踏切では、スカイツリーを背景に列車撮影が可能。ここに日中ずっと陣取って撮影をしているというおじさんがいて、連休中は、定期運用を外れていた珍しい車両がイベント運転されるとか。しかし、昼頃とのことなので諦める。


 浅草寄りには少し広い交差点があり、その近くの橋からは川面に映るスカイツリーが撮影できる。近いのでよほどの広角でないと、本体と一緒に写すことはできない。

 東武線の押上駅まで行くのに手間取り、予定の列車には乗れず、20分近く待つことになった。押上から中央林間方面に折り返す列車は多いが、東武線に入る列車は少ない。


◎押上 955→1046 久喜 久喜行 急行 東急5000系10両編成先頭=5111

 東急からの乗り入れ車両。既に初夏の天候で、冷房が入っている。押上を発車して程なく地上に出て、左後方にスカイツリーが見える。

 東武線内では地上区間に出ても、運転室後ろのカーテンのうち、運転席側は上げず、中央と右側のみ開けている。越谷で特急通過待ち。越谷のホームは2面2線だが、その両脇に通過線があり、特急はそちらを高速で通過して行く。春日部を出ると、両側に水田が広がっていた。半分以上の田には田植えが終わっているようだ。

 橋上駅舎の久喜は、改札内にも書店や飲食店がある。


◎久喜 1059→1118 羽生 久喜行 6両編成5両目=32803

 久喜始発で、発車数分前に入線している。発車の際はメロディやベルは鳴らず、駅員の放送のみ。

 列車は駅到着の際に慎重に減速してゆっくりと止めている。そのせいか、羽生到着は1分余り遅れ。車内放送では所定3分接続の秩父鉄道の列車を普通に案内している。お急ぎくださいという趣旨の言葉は入らない。

乗換口の大凡の位置は調べて久喜乗車時に階段に近そうな車両に乗っておいたので、すぐに上がって改札を出て秩父鉄道乗り場へ。


◎羽生 1119→ 三峰口 三峰口行 7000系3両編成ワンマン先頭=7202

 窓口で1日乗車券を急いで購入。乗り継ぎ客の購入を見込んで、すでに日付を入れて入鋏済みの1日乗車券(秩父路遊々フリーきっぷ)が用意されている。発車時刻が迫ったので、後からやってきた乗り継ぎ客は、そのまま通して下車駅精算を呼びかけている。

 元東急7200系の車両を使用している。羽生発車時点の先頭車両の乗客は20名弱で、程よく空いている。

 武州荒木では、水色の1000系(元JR101系)とすれちがう。秩父鉄道ではJR101系改造の1000系を何編成か運用している。これまで秩父鉄道のカラーに塗っていたが、最近、旧国鉄の色にして話題を集めている。他にウグイス色やカナリア色の編成もある。

 餅田・熊谷間の左側の線路際に、凸型電気機関車が保存されているのが見えた。熊谷の駅構内に差しかかると旅客用の電車に交ざって、艶やかな濃緑色に塗られた電気機関車も見えた。

 熊谷でウグイス色の1000系と交換。ここで乗客の大半が入れ替わり、席も大部分が埋まる。

 広瀬川原貨物駅近くには車庫もある。これを横目で見ながら過ぎると、大麻生でカナリア色の1000系と交換。明戸を出て少し走ると、右後方から貨物線が近づいてくる。そのまま客貨線が並んだ状態で武川まで走る。休日のため貨物列車の運行は無さそうだが、石灰石を積んだ貨車の編成が側線に止まっており、その近くには電気機関車も数両停泊している。

 桜沢で急行秩父路6号の通過待ち。この時間の上り急行は空席が目だった。

 右に八高線の非電化の線路が並び、しばらくして左側から東武東上線の線路が合流すると寄居。ここで4分停車。車内は立ち客が目立ってくる。観光客の割合が大きく、賑やか。

 長瀞で多数の乗客が入れ替わるが、総数は若干減った程度で、混み具合はあまり変わらない。上長瀞を出て少し走ると荒川を渡る。気候も良く、初夏の陽気のため、河原には多数の人出がある。

 秩父鉄道は全線単線だが、交換駅が多く、貨物運用もあるためか、側線のある広い構内を持つ駅もある。改造車両でのワンマンの運転士は忙しい。自動改札を導入していない代わりに有人駅が多いので集札の手間はないが、ドアの開け閉めの際は、停車後に運転台に置いてある鍵をドア開閉スイッチに差し込んで操作するので、特に右側のドアを開ける際には、停車してからドアが開くまで数秒から10秒程度のタイムラグがある。羽生から熊谷までの交換駅では右側通行で交換する駅があり、運転席からのドア扱いを意識したものと思っていたが、熊谷以降は左側通行での交換も多く、統一はされていないようだ。

 右手に秩父太平洋セメントの工場と多数の側線を見ながら通り過ぎると、大野原。心持ち町並みが広がってくる。秩父駅も車庫を備えた大きな駅。西武線直通車両や機関車が止まっている。ここからまた混む。

 御花畑駅は対面ホーム。左側の線は西武線直通用で、御花畑を出ると坂を上って、左側の西武線に合流して行く。複雑なポイントの中で一度、全方向からの線が1つになる地点がある。

 これを横目で見ながら、影森を通って三峰口に向かう。こちらの方に足を伸ばすのは、平成7年の1月、ちょうど一眼レフカメラを購入して、使用廃止間近のタブレット通過授受の撮影に来て以来だったと思う。

 後でSLの撮影をする場所を検討。車内は空いてきた。前方はギャラリーが多いが、見えないこともない。浦山口を出てすぐの鉄橋は、アクセスしやすそうだが、見晴らしはどうか。

 白久付近の築堤は、田舎の風景に白久駅を挟んで適度なカーブがあり、複数のシャッターチャンスがありそうだ。








 三峰口に到着する頃に、SLは転車台での方向転換を終えて転線・連結作業を行っていたので、それを撮影してから改札を出る。


駅前を眺めてから、すぐ改札内に戻る。


◎三峰口 1343→ 白久  同編成先頭=7002

 もと来た編成で折り返す。SLパレオエクスプレスは、機関車の連結作業が終わり、発車の準備を整えている。ただ、基本的に列車別改札を行っており、SLの乗客は改札外に並んでいる。


 1駅目の白久で下車して、ちょうど下の道に下りる保線作業員?の後について、細い道路に下りる。少し羽生方へ戻った所に小さな鉄橋があり、ここでは既に撮影者が2人待機している。ここまでの道に、こいのぼりを掲げている箇所があったが、列車を入れて撮れる構図にはなかった。結局、築堤を見上げる構図でパレオエクスプレスを待って撮影。


 白久駅の風景は、古い木造駅舎の背景に秩父の山が広がり、その下に駅員が立って改札内の乗客と会話しているシルエットが絵になると思ったが、手前に駐車禁止の札が立って風情を損ねている。その札より前だと近すぎて、駅員が移動してしまった。

 白久駅前には売店があり、ここで菓子(ソイジョイ)を1本購入して仮昼食。


◎白久 1423→ 御花畑 1000系3両編成後車=デハ1002

 元JR101系のうち、この編成は秩父鉄道オリジナルカラー。最後部にはアコーディオンカーテンがあり、荷物室にもできる構造。


 ここから西武秩父付近のポイントの近くまで歩き、踏切からの撮影を試みたが、横からの構図では配線が見えない。

 御花畑駅近くの広場で地元の出店があり、ここでコロッケを購入して、仮昼食その2。 


◎御花畑 1509→ 影森 先頭=デハ1010

 御花畑駅の狭いコンコースは、熊谷方面の改札を待つ人出ごった返している。三峰口行に乗るので、その横を通って乗車。


 影森は1面2線と幾つかの側線から成る。駅舎とは地下道で結ばれている。かつて出改札は駅舎にあり、ホーム上にはタブレット扱いの詰所があったように記憶しているが、現在は出改札がホーム上に移っている。駅舎は地下道の入り口と化しているようだが、この地下道は初夏を感じさせる今日の陽気でもひんやりと涼しい。

◎影森 1520→ 西武秩父(車両番号未確認)

 西武秩父までの1駅区間で、西武線への渡り線を通る。撮影者が他に2人。

 西武秩父駅到着時には、乗車客が我先と押し寄せ、一旦車内に押し戻された。大変な勢いだ。


◎西武秩父駅 1527頃→1541 芝桜の丘 秩父ハイヤー 熊谷500あ・919 1,250円

この季節だけ入園料300円。芝桜は、丘というよりも谷のような所に白・赤・青・紫の芝桜が模様を描くように植えられている。周囲には林があり、林の中にはベンチも用意されているので、たくさんの観光客が休んでいる。

 16時を回り、入場時よりも低い位置にある出入口から出場。出店が時折並ぶハイキングコースを下る。途中の車道がヘアピンカーブしている間に、池や滝を配した石庭があり、そこを通り抜ける。

 やがて国道を横断して市街地に入り、西武秩父駅。ここで水分補給してから仲見世を通って進み、御花畑駅に着いた。速足で下りて正味20分強かかった。



◎御花畑 1640→1828 池袋 池袋行 快速急行 4→8両編成 先頭→最後=4013

 2つドアセミクロスシートでトイレ付の車両。秩父鉄道から西武鉄道に直通する珍しい列車なので、渡り線を通る横瀬までの区間で前方撮影を行うが、運転教習中で指導員が中央に立っていたので、視界をかなり塞がれてしまった。

 横瀬で6分停車して、後ろに三峰口からの編成を連結。ここで、先客1名だったボックス席に着席。横瀬からの乗客か、三峰口編成からの乗換客か、横瀬発車までに多数乗車して満席になった。

 かつてJR以外では最も長いと言われた正丸トンネルを通過するとすぐに正丸。この区間は単線で、各駅に交換設備があるほか、正丸トンネルの途中にも信号所がある。横瀬では連結作業中に特急レッドアローとすれちがったが、正丸での交換は無かった。

 その後、何カ所かで2、3分程度の停車時間を持ち、下り列車との交換を行った。

 北飯能信号所?でも若干停車して下りと交換。しばらく高架線を走っている間は複線のように見えたが、間もなく単線に戻る。

 飯能でスイッチバック。現在乗車中の車両は一番後ろになる。特別なことでは無いというのか、車内方法ではスイッチバックについて触れていなかった。

 飯能からようやく複線区間に入る。線形も良くなったのか、速度も若干上がったようだ。通過駅も多い。やがて高架の複々線区間に入って、更に速度が上がる。日は落ちてきたようだが、まだ明るい。複線に戻って終点に近づいてもまだ快走。


◎池袋 1836→ 上野 山手線外回り E231系11両編成 1両目=クハE230-508

 外は暗くなり始めているので、運転室の後ろのカーテンは右端だけ開いている。

 上野に着いて地平ホームに移動すると、北斗星は入線済み。牽引機は赤い北斗星塗色のEF81。昨年末にJR東日本が寝台列車牽引用にEF510-500系を導入して試運転を続けているので、EF81牽引の北斗星をいつまで見られるか分からない。




◎上野 1922→1929 東京 蒲田行 E233系10両編成7号車=モハE232-1482

 しばらく東京駅構内を散歩。八重洲地下中央口付近にはステーションコンシェルジュがあり、案内・コピーサービスの他、改札内としては初めての外貨両替窓口もある。改札内には飲食店も幾つかある。ただ、あまり落ち着いた雰囲気の所は見当たらず、改札を出た。地下1階のやや日本橋寄りにある鰻と和食の店「味乃宮川」に入る。ここで、セットメニューの「菊膳」を注文。鰻重とお造り、吸い物、煮物、茶わん蒸しのセットで2,800円。鰻はやや小振りながら、本格的なセット。 


◎東京 2100→2207 東逗子 久里浜行1927S 4号車=サロE216-32


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