2010年08月 広島(復路)アストラムラインと可部線

 広島市内での会議終了後、広島高速鉄道(アストラムライン)とJR可部線に乗車してから帰路につきました。可部線は2003年に可部・三段峡間が廃止され、可部・あき亀山間の再整備が始まる前の時期でした。

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平成22年(2010年)8月24日(火)

大会最終日。荷物をまとめてチェックアウトしてから、昨日と同様にタクシーで移動。

最終日の大会は12:00まで。会議書類は他のメンバーと合わせた宅配便に便乗することにして、少し身軽になった。ここで他のメンバーと別れて、平和記念公園を通って本通駅へ行く。


◎本通 12:44→13:20 広域公園前 広域公園前行 5両編成先頭=6605

アストラムラインはPASPY(編注・当時広島県を中心に導入されていたICカード乗車券)対応となっている。短い車両6連で運行する新交通システム。運転士がワンハンドルマスコンで運転。運転士はドア操作も行う。車内放送は自動音声。信号システムは車上信号。速度計は70km/hまでだが、ATCの車上信号表示は60km/hまでしかない。(0,15,20,30,40,50,60の7種表示)しかし、実際の速度と比べると速度が出ている感覚がある。路盤の関係か振動が少なからずあり、カーブも急なためだろうか。

城北を発車すると、地下から高架に上がる。眼下に川の流れ、遠方に広島を囲む山並みを見ながら進む。JR可部線と接続する大町には折り返し施設がある。大町を過ぎると山並みが近づき、その山並みに沿う形で左にカーブする。大都市広島の郊外だけあって、山肌の傾斜地にも住宅やマンションが点在している。

長楽寺駅近くにはアストラムラインの車庫があるが、その一角が交通科学館となっている。屋上庭園には広電の被爆電車も保存されている。

車内は元から空いていたが、終点に近づくに連れて下車していき、先頭車両は貸切状態になった。この辺りの沿線は、黒光りする瓦の住宅と、その後背の高層マンション群との対比が面白い。

広域公園前は幹線道路上にあるが、駅周辺に飲食店やコンビニは見当たらない。アストラムラインは大町でJR可部線に接続するが、連絡きっぷの販売はない。


◎広域公園前 13:30→13:49 大町 本通行 同編成先頭=6105

広域公園前に到着した列車は、客扱い後、折り返し線に引き上げてから乗車ホームに入線する。同じ編成の折り返しとなり、だらけた感じの運転士も同じ。発車直前に着席して、発車後に手袋をはめる。車庫のある長楽寺で運転士交代。今度の運転士は指差確認を励行するなど、締まりのある印象。

広域公園前発車時には貸切状態に近かったが、順次乗客が増えてきた。

大町で下車。乗り換え改札は無く、JRに乗り換える場合も一旦改札を出ることになるが、駅舎はつながっている。可部行は出たばかりなので、駅前を眺めた後は駅舎内のベンチで休憩。大町にはみどりの窓口もある。アストラムライン乗り換え通路に売店もある。


◎大町 14:07→14:24 可部 可部行767M  105系2両編成 先頭=クハ104-21

この区間はICOCA対応で、Suicaも使える。可部線の大町は片面ホームの1面1線。そのため、改札上の発車案内表示には、次に来る列車の方向を表示している。

入ってきたロングシートの列車は、座席の半分近くが埋まっている。国鉄末期の製造である105系は、乗務員室後ろの窓が小さい。ドアボタンがあり、半自動対応。路線は家並みの間を縫って走るが、終点近くで川を渡り、そこでは視界が開けて、山並みも近づいて来る。


終点の可部は2面3線に側線がある。かつては三段峡方面への乗り換え駅だったが、可部以北が廃止となり、寂れてしまった。駅裏側に新しいバスターミナルが設置されている。駅舎側は開いている店も少ない。


三段峡方に少し歩く。線路は随所で分断されているものの、まだ残っている部分が多い。線路跡を横切る通路の看板には、可部・河戸間の電化・延伸時には通路を撤去する旨の記載がある。廃線区間の中でも可部に近い区間はそれなりの沿線人口もあり、利用が見込めるので、地元では区間復活の構想がある。

可部駅北側には車庫も残っている。なぜか敷地内の資材置き場に、ラッセルヘッドが置いてあった。


◎可部 14:48→15:23 広島 広島行774M 105系2両編成先頭=クモハ105-528

可部駅の券売機は、Icocaに対応していない。この駅は広島市内の範囲に含まれるので、広島市内→横浜市内の乗車券で入場。

ちょうど着いた列車に乗車。元の道を戻り、さらに広島まで向かう。先程乗車した大町を過ぎても、列車はのんびりとした速度で進む。この時間は20分毎の運転で、時折上下列車の行き違いがある。車両は105系が多いが、三滝では115系とすれ違った。三滝を出ると、この線で唯一のトンネルを通り、更に川を渡って横川に到着。山陽本線への合流は横川発車直後になる。

広島に到着して新幹線ホーム乗り場へ。乗換改札の手前に土産物店が広がるが、新幹線コンコースにもあるので、まずは指定席券売機でおよそ30分後の広島始発のぞみ130号の指定席特急券を購入。窓側が買えた。乗換改札を通ってから土産物購入。レジが混んでいた。昼食がまだなので駅弁を購入。


◎広島 16:01→19:44 新横浜 のぞみ130号 東京行130A N700系16両編成13号車=785-538 指定11E席(左窓側)

広島始発なので、発車5分前にホームに上がると既に入線して客扱いも始まっていた。車内は空いている。隣の席もまだ空席。N700系は車内の号車や席番の表示が大きくて目立つ。発車後に駅弁を開き、昼食。「広島名物おまかせ寿司」。

食事の途中で検札が来たので、横浜市内の本郷台から先の帰路の乗車券を購入。レシート型で自動改札非対応。

携帯は圏外と圏内が交互にある。東海道区間はトンネル内も携帯使用が可能となって久しいが、山陽区間ではまだまだだ。食後、窓の下にあるコンセントでPDAの充電をしながら旅行記録を打つ。その間に車窓は変わり、岡山を過ぎるころまで山と田園が中心だったのが、新神戸を過ぎると家並みが中心となった。それでも河川敷などでは風景が広がる。新大阪直前からはビル群になった。

新大阪からの乗客が多く、座席の7割程度が埋まったようだが、隣はまだ空席。3人掛けが丸ごと空いている箇所もある。新大阪を発車してしばらく走ると、左手に新幹線の車両基地が広がる。700系(N700系を含む)が圧倒的に多く、僅かに300系とひかりレールスター(これも700系の一種だが)が見えた。新大阪を出て、車内放送で無線LAN使用可能との案内があった。通信サービスの充実で航空機との差別化を図っているのだろう。

京都でほぼ満席になり、隣も入る。車窓は再び田園風景が広がる。一時的に雨が降っていたのか、路面が濡れていた。米原手前で減速。米原駅で作業員が待避線側に降りているのが見える。何か緊急の作業があったのだろうか。70km/hくらいで米原を通過し、その後は再加速して通常の速度に戻った。伊吹山付近では青空の中に巨大な入道雲が立ち、その上部だけ光が当たっている。

名古屋で隣席を含む多くの乗客が入れ替わる。名古屋を出ると外も日が暮れてきた。18:47に浜松を通過する頃には、完全に夜になった。


◎新横浜 19:50→19:59 東神奈川 東神奈川行1920K 205系8両編成最後8号車=クハ205-70


◎東神奈川 20:01→20:03 横浜 大船行 E233系10両編成最後10号車=クハE233-1076

東神奈川では同じホームでの乗り継ぎ。


◎横浜 20:08→20:38 逗子  横須賀行1829S  E217系15両編成5号車=サロE217-49

逗子駅からはバスで帰宅。

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