東北新幹線新青森開業初日に新青森まで乗車した後、帰路は寝台特急「あけぼの」を予約していたため、その間に津軽線を三厩まで往復乗車しました。その後、津軽線の蟹田・三厩間は令和4年(2022年)の豪雨災害により長期運休となったままで、残念ながら令和9年(2027年)4月1日付けの廃止が決まっています。
平成22年(2010年)12月4日(土)(続き)
◎新青森 12:20→12:27 青森 青森行647M 701系2両編成先頭=クモハ701-23
対向列車の遅れのためか、約3分遅れで発車。強風のため、八戸行普通列車の到着が大幅に遅れているとの案内放送。駅ホームで蕎麦を食べる。リゾートあすなろが発着。これを撮影。
◎青森 12:59→13:53 蟹田 蟹田行333M 701系3両編成先頭=クハ700-2
新幹線車庫のすぐ横にある新油川信号所で、上り特急白鳥の通過待ちのため4分30秒停車。ただし、新幹線の車庫は大きな建物の中にあり、庫内の様子は見えない。
携帯でダイヤ情報をチェックしてみると、強風のため大湊線が運転見合わせ。先程見たリゾートあすなろ津軽2号は定時に来ていたが、折り返しの下北3号は厳しいかも知れない。また、東北新幹線も盛岡以南で運転見合わせとのこと。リゾートあすなろと新幹線新青森の初日で混雑している中、大変なことだ。
津軽線は現在のところ定刻に運転しているようだが、雨で山並みは霞み、風も強い。中沢でスーパー白鳥13号の追い越し待ちのため5分停車。ホーム上の駅名標や合図灯が揺れている。スーパー白鳥が通過しているところで、「お待たせしました、間もなく発車します」との車内放送。発車1分前で信号はまだ変わっていない。放送から少し待って注意信号で定刻発車。
強風で他線のダイヤが乱れているためか、列車無線が頻繁に聞こえるが、よく聞き取れない。しかし、郷沢停車中に聞こえた無線は「561M止まれ、止まれ、風規制」「561M停車しました」との内容で尋常でない。562Mについても同様。ただ、時刻表で見て、該当する列車が見当たらなかった。郷沢で上りスーパー白鳥の遅れのため、2分遅れとなった。
蟹田に近づき、右手に津軽海峡が広がった。暗く、遠くが霞んでいるが凪いでいる。蟹田で降りると強風。三厩行はまだ側線にいるので、一旦駅の外に出て駅前を眺めてから、駅舎で待つ。その間にみどりの窓口で、今夜のあけぼののソロが空いているか尋ねると1室残っているとのことで、これを購入。青森や新青森の窓口は大混雑だったので、ここは穴場だ。最初はみどりの窓口のない三厩で手書き指定券を買うつもりだったが、強風でダイヤが乱れるおそれがあったので、何かあった時の措置は磁気券の方がスムーズだと考えてここで購入した。
◎蟹田 14:20→15:00 三厩 三厩行335D キハ40系2両編成先頭=キハ40 565
蟹田を定刻発車。田圃の中に4線が並ぶ新中小国信号所を通過して、高規格の津軽海峡線と分かれる。直後の大平のホームからも海峡線を望める。大平を出ると山間部を走る。林の中に渓流や湿地帯も現れる。少し進むと、線路脇に僅かながら残雪も点在するようになった。
海峡線の津軽今別駅に隣接する津軽二股を過ぎて間もなく海峡線をアンダークロス。三厩近くになってから海岸沿いに出る。この辺りまで来ると波も大きくなっている。終点手前で少し陸側に入る。
吹きっさらしの三厩駅ホームから駅舎へ。線路の先には滞泊用の車庫があって、そこが津軽線の終端となっている。左手に乗務員の休憩所(終列車で着いて始発で戻る乗務員が泊まる)、右手に駅舎がある。すでにストーブが活動している。
駅前には龍飛崎などの観光案内板。駅前に町営のバスが待つが、他に何も見当たらない。三厩の集落はもう少し海側にあるようだ。
◎三厩 15:20→17:08 青森 青森行340D 同編成 後車=キハ40 565
三厩を出てすぐの海岸で列車を撮影している人がいた。中小国点前にある刈り取りの終わった田に、白鳥の群れが休んでいた。この列車は蟹田から先、青森まで直通運転。隣のホームからは行き違いに三厩行が発車して行った。中沢で下り列車との行き違いと貨物列車先行待ちで12分の停車。外は早くも暗くなった。
油川からの乗客もあり、多少は賑わう。それでも座席の半分程度の乗車。新油川信号所では行き違い列車遅れのため、停車時間が延びる。青森運転所では、組成の終わったあけぼの編成の青森側にDLが付き、回送準備が整っているようだ。青森の到着は5分遅れ。