石巻市での勤務を終えて、復路は仙台から東北新幹線「はやぶさ」を利用しました。E5系は2011年3月5日から「はやぶさ」として営業運転を開始。同月11日の東日本大震災で大きな被害を受け、4月29日に全線での運転を再開しましたが、橋脚や路盤の補強工事が途上で、速度規制区間があることから、徐行を見込んだ暫定ダイヤとなっていて、特急料金も「はやて」などと同額になっていました。
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平成23年(2011年)6月20日(月)
石巻市での業務を終えて、14時半過ぎに市役所を退出。商店街で営業を再開している笹蒲鉾の「白謙」で笹蒲鉾を購入。最初は職場配布を考えていたが、要冷蔵のため、家族用だけにする。昨日購入したJR東日本パスで石巻の自動改札を通る。
◎石巻 15:17→16:06 小牛田 小牛田行1638D キハ48系2両編成 先頭=キハ48 538
通常ダイヤでは15:19発のようで、15:17に一旦ドアが閉まってから慌てて改札を通る人がいた。車掌がドア扱い。
乗客は、下校する高校生が中心。グループごとに固まるので、立客が多い一方、空席も少なからずある。2ドアデッキなしで、座席はドア付近がロングシートで、中央部は3列で4人ボックスと2人ボックス。
鹿又で上下列車行き違い。ここで通票(○)を返し、スタフ閉塞区間が終わる。線路付近の水田の緑が2週間前より濃くなったように見えるのは気のせいだろうか。
気仙沼線と合流する前谷地では、列車行き違いのため10分停車。気仙沼線も震災の影響で不通区間があり、現在は柳津までの運行。時刻表を見ると普段は柳津折り返しの列車が無いので、列車の行先表示に注目すると、「臨時」と表示していた。
涌谷で多数の下車があり、空席が大半となった。
◎小牛田 16:12→16:58 仙台 仙台行2574M 701系6両編成先頭=クハ700-1504
先頭車両は空いていたが、鹿島台で高校生多数乗車し、賑やかになる。3ドアのロングシートで、中間ドアを挟んで車両の前半分が男子、後ろ半分が女子と、はっきり別れて座っているのが面白い。
松島を過ぎて、時折仙石線と交差するが、海岸の見える地点は少ない。陸前山王手前の右手に瓦礫の集積場のようなものが見えた。沿岸部からのものだろうか。仙台到着時は仙山線の電車が並行して同着。
仙台で下車した隣のホームでは、常磐線の電車が発着している。地震と原発事故により、常磐線も一部不通が続き、全列車が亘理までの運行。
改札外で土産物を買い、再び改札を通り、コンコースで休憩と店頭見物を繰り返す。少し早目にホームへ上がり、地震で落ちた天井内装を外して下地剥き出しになったホーム上屋を撮影してから、はやぶさを迎えた。
◎仙台 18:19→20:24 東京 はやぶさ506号 東京行8506B E5系10両編成8両目8号車=E526-404 指定席15B=左側3列中央
指定席完売で、車内は満席。座席付近の荷物棚もいっぱいなので、荷物を足元に置く。 内装色は茶系統。普通車にも上下に稼動する枕が付いている。窓側の席にはコンセント(AC100V 2A 50Hz)の設備あり。
長町の仮設住宅を見下ろしながら加速。臨時ダイヤのためか、デッキ出入口頭上の電光表示板には列車名等の表示はなされない。駅を通過した際の現在地表示は他の列車と同様に流れるが、ニュース表示の頻度は少ないように思われる。
白石蔵王を過ぎて、列車の速度が落ちる。福島付近を通過する際にはかなり速度を落としているように思われたが、400mのホームを通過するのにかかった時間は9~10秒くらいだった。そこから計算して140~160km/hは出ていたようだ。
福島付近で日が暮れてきた。19:19に新白河を通過した際にストップウォッチで計測したら、ホーム通過の所要時間は10秒半だったので、推計速度は140km/hだった。新白河を通過すると、また加速した。
那須塩原を19:28に通過の前後に減速して、今度は本格的に加速。通常の速度に戻ったようだが、それまで滑らかだった揺れも大きくなった。
那須塩原を通過した後に車内販売が回ってきて、ワゴンにあった最後の弁当を獲得。南部わっぱめし(1,000円)だった。食べ終わって間もなく大宮に到着。大宮では人の出入は目立たなかったが、大宮発車直後はトイレが混んでいた。尾久客車区を眼下に見て、左側を常磐線の中距離列車が併走するのを見た直後に、ゆっくりと地下に下がる。上野駅を26秒かけて通過。
東京に到着。デビュー間もない人気列車だけあって、撮影する人で混雑している。
「はやぶさ」の先頭部には、「がんばろう日本、がんばろう東北」のロゴがある。ホーム反対側に停車中のE4系列車の連結部は、一方に同様のロゴ、他方に「つなげよう日本」のロゴが付いている。
「はやぶさ」の折り返し仙台行の発車を撮影してからホームを後にする。清掃員が深々とお辞儀をして「はやぶさ」を見送る姿が印象的。
◎東京 21:00→22:06 東逗子 久里浜行1913S E217系1 5→11両編成 5号車=サロE217-5
本来は成田空港からの直通列車だが、中央総武緩行線での人身事故の影響で直通運転を取りやめ、東京始発となっていた。その影響か、乗務員手配に時間がかかり、東京を6分遅れで発車した。しばらくは満席に近い状態が続いたが、横浜を出て空いてきた。