2007年09月 長野県 3日目 - 小海線のキハE200、碓氷峠鉄道文化むら
佐久平から小海線のハイブリット列車で小諸に出て、しなの鉄道で軽井沢へ。JRバスで碓氷峠を下り、横川の鉄道文化むらを見物しました。
平成19年(2007年)9月19日(水)
7時過ぎに起床して入浴。8時を回ってから2階の食堂へ朝食に行く。バイキング形式で、おかずは和食が多い。ロールパンは食堂のスタッフが暖めてくれた。また、食後のコーヒーを勧められる。一旦部屋に戻って、850チェックアウト。
◎佐久平 901→916 小諸 小諸行131D キハE200系2両編成先頭=キハE200-3
小海線ホームへの通路入口の簡易券売機で、小諸乗換軽井沢までの乗車券を購入した。
ホームに着くと間もなく列車が入って来た。この旅行で3回目のハイブリッド車。車内は空いていたので、ボックス席を占める。車内放送は自動だが、車掌が乗務している。
発車時のモーター音は微かに聞える程度だが、ディーゼルエンジンの稼働は若干の振動を伴うので、着席していれば分かる。
乙女から、しなの鉄道線と併走して、しばらく3線区間が続くが、程なく終点の小諸に到着した。
◎小諸 920→944 軽井沢 軽井沢行2628M 115系3両編成 中間車=モハ114-1003
長野方面からの直通列車。車内は程よく空いていて、右側のボックス席に納まる。ここも車内放送は自動だが車掌が乗務して、時折車内の巡回もしている。
車窓には、しばらくは田が広がっていたが、やがて森が中心となってきた。
軽井沢は弱い雨の混ざった霧。森の景色が霞んでいる。駅構内の自由通路にある気温表示は17℃。新幹線口近くのおぎのや売店で土産物を購入した。
◎軽井沢駅 1000→1034 横川駅 横川駅行(薄井バイパス経由)JRバス関東
車内は案に相違して混んでいる。乗車率は55%くらい。平日だが行楽客が多い。座席に荷物を置いたりしていることから、実質的に満席のようなもの。辛うじて後方に2人席を確保した。
車内放送は自動だが、軽井沢を意識したのか、一部に鳥の声を入れている。
バイパスに入り、県境を過ぎて群馬県に入る。案内放送で、天気が良ければ前方に高崎の市街、後方に妙義山が望めるとのことだが、霧のため100m先の森も霞む。
バイパスとは言っても下り坂1車線、上り坂2車線で急カーブの多い道。名だたる碓氷峠であり、勾配は時折8%の表示がある。連続下り勾配でブレーキが過熱故障した車のための緊急避難所(鉄道の安全側線のようなもの)が随所に設けられている。
峠を下りて少し視界が広がったが、遠景はまだ霧がかかっている。
横川駅に到着。バス乗降場は、横川駅と碓氷峠鉄道文化むらの間にある。横川・軽井沢間は平成9年の長野新幹線開通に伴い廃止され、広い構内に敷かれていた線路の大半が撤去され、この乗降場もその跡地である。ただ、現在も駅から鉄道文化むらまで1本のレールが敷かれている。展示車両の搬入用と思われ、車道と交差する部分は蓋をされているが、必要に応じて復活可能に見えた。
鉄道文化むらに入場。本日はトロッコ列車の運転はないため、セット券の発売はない。EF63の体験運転の走行に出会ったので撮影。園内1周のSL列車グリーンブリーズに乗車。
園内には数多くの展示車両があったが、雨になって来たので資料館や機関庫を見て回る。機関庫には特急あさまとEF63の運転シミュレーターがあり、体験してみたが、1回千円は高いと感じた。10月に開業する鉄道博物館のSLシミュレーターは500円の予定とのことだが。
機関庫にはEF63、EF62、ED42が保存されており、工具類も残っているので往時の機関庫の雰囲気を残している。
横川駅前のおぎのやへ行き、そこで峠の釜めしで昼食。
鉄道文化むらの敷地内にもおぎおやの出店があるが、今日は本店での食事にこだわった。もともと駅弁なので注文して1分と経たずに運ばれて来て、しかも暖かい。食後、峠の力餅を購入。
横川駅は有人駅だが切符の発売窓口は廃止され、近距離の券売機と対話式券売機「Kaeruくん」が1台ずつ設置されている。
「Kaeruくん」で横川からの乗車券を購入することにする。開始ボタンを押すとオペレーターにつながる仕組みだが、通話中のためしばらく待たされた。順番が来て無事切符を購入。VIEWカードが使用できる。
◎横川 1255→1326 高崎 高崎行144M 115系3両編成 最後=クモハ115-1035
改札側ホームに入った列車に乗車。運転本数は1時間に1本程度だが、かつては特急あさまなどが行き交った幹線であり、複線である。途中各駅とも駅員がいるようだ。駅に貼るポスターか何かだろうか、文書袋を車掌との間で受け渡している。
◎高崎 1332→1505 赤羽 上野行928M 211系 4号車=サロ212-1006
しばらくは林の間を走行する区間があったが、南下するに連れて線路際まで家並みが迫ってくる。
渋沢栄一の出身地である深谷はホームまで煉瓦の装飾。この駅は東京駅舎を模した駅舎で有名。
車内誌を見たりしながら休憩。
大宮駅に近づくと、右手に鉄道博物館の巨大な建物が見えてきた。10月14日の開業まで1か月を切り、アトラクション用のミニ列車も見える。この辺りは既に大宮駅構内で、多くの側線が複雑に並んでいる。
浦和では高架工事が進んでいた。
◎赤羽 1513→1615 大船 平塚行快速2230Y E231系15両編成4号車=サロE230-1076
まだ夕方のラッシュまでは時間があるせいか、車内は空いている。京浜東北線で線路内人立入の影響で横須賀線や湘南新宿ラインの一部に遅れが出ているとのことだが、この列車には影響なかった。
◎大船 1628→1639 逗子 逗子行1575S E217系11両編成 4号車=サロE216-25
待ち時間は大船駅構内の書店などで時間をつぶす。早めに入線した列車に乗車。くつろいだのも束の間、すぐに逗子到着。旧跨線橋の撤去がかなり進み、1番線ホーム付近も、骨組みだけになりつつある。
逗子駅からバスで帰宅。
コメント