2003年2月 八戸方面 3日目 - 東北新幹線「はやて」でJR再完乗

 旅行3日目は八戸駅構内を見学してから東北新幹線「はやて」で帰路につきました。

前年に延伸開業した東北新幹線の盛岡・八戸間に乗車して、JR完乗状態を回復しました。



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平成15年(2003年)2月9日(日) 

 特に目覚ましもかけず、9時過ぎに起床。早く起きた場合は海岸方面に足を伸ばすことも考えたが、面倒なので、外には出ず、部屋で菓子等の仮朝食。このホテルはチェックアウトが11時なので、のんびりと過ごす。 


 10時を回って、荷物をまとめてチェックアウト。フロントの横に自動チェックアウト機があり、そこにカードキーを入れて精算する仕組み。フロントは無人。 


 駅1階に降りると、何か旅行番組のロケをやっているようだ。駅改札外にある、喫茶コーナーを併設した土産物エリアで地元の銘菓を購入。 

 




◎八戸 1054→1408 東京 はやて12号 東京行 E2系10両編成9両目9号車=E215-1001  9号車7A=7列目左窓側 

 八戸は道路の端に少し雪がこびりついている程度だが、二戸や岩手沼宮内の辺りは積雪が目立つ。 

沼宮内近くでは軌道の雪を跳ね上げるような音がした。トンネルは各所にあり、その合間には雪の積もった山間部の風景が見える。この間に陸上では世界最長のトンネルがあるというが、超高速走行のため、特に気にならなかった。 

 グリーン車の座席は横4列。通路、座席部分共にカーペット敷。フットレストは、片面は床のカーペットと同じ色、反対面は座席モケットと同じ色で、靴のまま使用する場合と靴を脱いで使用する場合と区別するためと思われる。上下調整可能な枕は軟らかい。テーブルは座席背面にはなく、肘置きに収納されているもののみで、小さい。 

 各座席にはトランヴェール誌、ドア付近には車内用に時刻表と「大人の休日」誌。 

 昨年12月から、自動改札を通った指定券の情報が車掌の持つ端末に転送されるシステムとなったので、車内を巡回する車掌はその情報と座席の利用情況を見比べて歩く。自動改札で登録されている限り、指定券の提示は求められない。グリーンアテンダントが回ってきて、おしぼりを配布。しばらくしてからドリンクメニューを持ってきて、無料ドリンクサービスがあった。日本茶からりんごジュースまで、選択肢は意外に広い。 

 盛岡に到着。ここでJR全線を再び完乗したことになる。後ろに秋田からの「こまち」が連結されるが、グリーンの座席で寛ぎ、連結作業は見に行かなかった。 

 仙台辺りの市街地では雪の痕跡はまったく見当たらなかったが、郊外では林や畑に雪が残り、これは那須塩原辺りまで続いていた。仙台を出ると大宮まで停車しない。高速で飛ばす。 

 ビューカードのコーヒー割引券を持っていたのでこれを使おうとすると、無料サービスがあると言う。八戸から乗車した時にお茶を貰ったので2杯目以降は自腹と思っていたのだが、お代わり自由とのことだった。車販のコーヒーとサービスのコーヒーは区別しているのか、車内販売員が一旦下がってから、紙コップのコーヒーを持ってきてくれた。 

 埼玉新都市交通の軌道が並んできて、大宮到着。上越・長野新幹線の乗り換え案内の際に、乗り換え後の車内では検札があることを案内していた。これまでは検札があるのが当然だったが、自動改札の新システム導入以降、検札が例外となったことを示している。 

 八戸で乗車してから、隣の席は誰も座らなかった。大宮を出てから荷物を隣の席に下ろす。 

 上野手前ではグリーンアテンダントがドア付近に立ち、挨拶をしていたが、車内放送とも重なり、殆ど聞き取れなかった。尾久付近では客車区が見渡せる。遠くにカシオペアの客車も見えた。 



 東京駅では改札内の書店に寄る。 


◎東京 1445→1553 東逗子  久里浜行 5号車=サロ217-2 

 昼下がりの空いた1階席でのんびりと帰宅。



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